概要
『サンサーラ・ナーガ』においてアクパーラ大陸南部の湿地帯に出現する貝系モンスター。
その姿は法螺貝の貝殻側部に見開いた目玉を持ち、殻口が牙が生えて舌を出している顎になっているという怖ろしいもので、ホラーという名に偽りないモンスターである。(デザイン担当の桜玉吉氏が漫画『しあわせのかたち』で描いている怪物の顔である)
獲物としての売値や回復値はそんなに高くないが、竜に食べさせると恐怖に打ち勝った証なのかBR(勇敢さ)がUPする。
湿地帯には仔竜の餌として有効なエスカルゴンや、高額で換金できるたらばがにが生息しているために踏み入れることになるのだが、このモンスターに遭遇する確率もそれなりに高く、特殊行動として「不気味な声で啼いて」こちらをシビレ状態にしてくるため、油断をしていると師匠からお叱りを受けることになる。
余談
見ての通り法螺貝のだじゃれから名づけられたモンスターであるが、インド神話においてヴィシュヌ神が吹く法螺貝パンチャジャナの音によって、魔族アスラの軍勢が恐怖に駆られ行動不能になるというエピソードがあるため、単なる思いつきだけで設定されたものではないことが考察される。
続編である『サンサーラ・ナーガ2』では、このモンスターが登場しない代わりに「おおぼら」という、いかにも強そうな姿の魚モンスターが登場するが、名前故に雑魚モンスターであるというオチがついた。