「俺の名前はホリ・アタル
ススムの兄だ。あいつは甘ちゃんだから俺がいろいろ教えてやらないと、
いつまでもガキのままだ・・・」
プロフィール
能力
横移動の速さ | ★ ★ ★ ★(特殊キャラを除いて1位) |
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エアの減る速さ | ★★★★☆ |
特技 | なし |
概要
グレートで初登場。
プレイヤーとしての能力は、他のプレイヤーキャラよりも横移動がとても速いこと。
ただし、その分エアの消費速度も早くなっている。上級者向け。
ホリ・ススム、トビ・タイヨウの兄であり、ホリ・タイゾウ、トビ・マスヨの長男。
養成学校をトップで卒業するも、会長を務める父タイゾウを嫌っているためにドリラー協会には所属せず、家を飛び出しモグリのドリラーとしてウサギと共に世界を放浪している。
ススムのことを「甘ちゃんのお人好し」だとバカにしているが…。
基本的に他人と行動することは無い、いわゆる一匹狼。(とはいえ、ウサギと一緒にいる時点で既に一匹狼とは言えないが…)
しかし、エース、ドリルランドではドリラーチームの一員としてススムたちと行動を共にしている。理由は不明だが、エースの「ふしぎなパクテリア」モードのEDを見れば多少は納得がいく・・・かもしれない。
グレートでは口が悪かったが、シリーズが進むごとに少しずつ性格が丸くなっていった。
仕事の報酬に関しては割とシビア。また、仕事以外で体を動かすことをあまり好まない様子。
何故かホリ一家の中で一人だけ黒髪だが、目は他の家族同様茶色。
髪型は片目隠れ(隠れているのは右側)。攻略本でしか確認できないが、ヘルメットを取るとススム同様頭頂部はやや癖っ毛。
ジョルジュ側も交換でもらった黄色のマフラーを親友の証として今も身に着けている。
普段はクールでニヒルを気取っているが、実は優しい心の持ち主であり、とても家族想い。母や弟の誕生日にはプレゼントを忘れないそうだ。
他にも、放浪先で家族の写真を持っていたり、ススムに対して真っ先に自分が甘やかしていたりなど。たまに直接様子を見に行くこともあるらしい。
しかし優しい部分を他人に指摘される(特にススム関連)と照れて逆ギレしてしまうことも多い(要はツンデレ)。
説明書等には「タイゾウとアタルは仲が悪い」と書かれているが、実際にはアタルが一方的に嫌っているだけのようで、タイゾウはあまり気にしていない様子である。
グレートではエジプトクリア時のムービーで両者とも王様に「誤魔化そうって言うのか」と発言していたりエジプト編でも現地の民から「似た者同士というか面白い親子」と評されている。
モグリといっても決して悪の道を進んでいるわけではない。
とぼけてブロックの製造機を止めようとしない地底人の王様に流石にマジ切れしたり(その際自分でやった事に対する責任から逃げた事は一度も無いと発言)、ドリルランドで正体を現したマンホール博士に先陣を切って食って掛かったりと、むしろススム同様強い正義感の持ち主。
シリーズ毎の活躍
グレート
AC版orミッションドリラーでは、「さる筋の依頼」でブロックを止めに世界各地を周る。
ちなみにアタルのみ、ミスタードリラーの称号を獲得したかどうかでEDが多少変化する。
シナリオドリラーでは第三話で登場。父のタイゾウとタッグで地底に挑むことになる。エンディングでは直接ススムの前に姿こそ見せなかったものの、密かに弟のミスタードリラーの称号授与式にも顔を出していた。
また、シナリオクリア後にプレイできるおまけモードでは相棒のウサギと一緒に地底を掘り進むことができる。
エース
何故か今作からススムたちと行動を共にしている。
ドレスアップしたアンナの姿を見て、アタルには珍しく「少しは女っぽい所もあるんだな」と褒めるという一面を見せていた。
ドリルランド
ホラーナイトハウス担当。怖がるススムたちを見て「そんなの俺が行ってやる」と勇敢に言ったものの、その直後に但し書きによって「コウモリが出る」ことが判明した途端青ざめていた。コウモリが大の苦手のようである。
アトラクションから出てきた後は恐怖のあまり「笑うしかない」状態にまで陥っていたほど。
ドリルスピリッツ
一番深いアメリカの地底(2000m)にいるため、隠しキャラのウサギを除くとプレイヤーキャラの中では最後に会いにいくことになる。
家族の写真を持っていたり、地底でこっそりトレーニングしていたりする所を見られてしまい逆ギレ。
一方、自身の恋路を願掛けしているアンナを見て「そんなことをしてもススムに思いは届かねーぞ」と一蹴する場面も(別に二人の仲を認めていないわけではないようだが・・・)。
余談
- 名前の由来は担当声優の古川登志夫の代表作『うる星やつら』の諸星あたるから。キャラデザイナーの篠崎氏が元々うる星のファンであり、「(要約)ダメ元で声優も同じ人にお願いしたら快く引き受けてくれた」というエピソードが残っている(なおエピソードの初出は確認できる範囲ではDS版時代のニンドリインタビュー)。
- →ソース
- キン肉マンソルジャーことキン肉アタルとは名前繋がりな上に主人公の兄で、かつて家に反発して飛び出しながらも弟のことを気にかけていたりと共通点が多く、実はこちらも元ネタなのではないかと囁かれることも多い。
- 公式サイトの旧バージョン(ドリルランドの時期まで)には「ススムはアタルの存在を知らなかった」というトンデモ設定が記載されていた(初代の設定ではススムの家族で唯一アタルが存在していなかったことも関係していると思われる)。しかしその場合、いくら超人揃いのホリ一家とはいえ兄弟の年齢差を考えると設定の整合性を取ることは正直難しい。なお現在でもこの設定が公式側で適用されているのかどうかは不明。
その他の登場作品
踊り子として登場。
- ディグダグ ディギングストライク
対戦モードの2Pプレイヤーとして登場。ただし、ミスタードリラーシリーズと違ってタイゾウ(1Pプレイヤー)との基本操作や特性の性能差は全く無い。
- ことばのパズル もじぴったん Wii デラックス
辞書のナムコスペシャルステージでのみ使用できる言葉に「ほりあたる【ホリ・アタル】」が収録されている。
関連イラスト
関連タグ
制作会社 | ナムコ / バンダイナムコゲームス |
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主な登場作品 | ミスタードリラー |
声優 | 古川登志夫 |
関連キャラクター | ホリ・タイゾウ(父) / トビ・マスヨ(母) / ホリ・ススム(弟(長弟)) / トビ・タイヨウ(弟(次弟)) / ウサギ(ミスタードリラー) / ジョルジュ(ミスタードリラー)(親友) / ハタケヤマ・エグリ |