概要
概要
英語表記：General White
ステージ1のハナハナ村に登場する白いボムへい。将軍の名の通り、白いケピ帽(制帽の一種)を被っている。
ゲーム序盤から登場するキャラであるが、ストーリーに絡むのはステージ7からである。
立派な髭を蓄えており、クリスチーヌ曰く「ヒゲ勝負はマリオと引き分け」とのこと。
かつてサイハテ村で巨大大砲ビッグ・ボムの司令官をしていた。
放浪癖があり一度眠ったら中々目を覚まさないらしく、これが原因でマリオ(及びプレイヤー)は、色々な意味で手を焼かす事になる。
本編では
本編では
スターストーンがあるとされる月へと行く為に、ビック・ボムの使用許可をサイハテ村の村長に求めるマリオ達だったが、大砲を管理していたホワイト将軍はリストラの憂き目に遭ってしまい、彼はリストラのショックで大砲の鍵を持ったままどこかへ行ってしまったという。
マリオ達は大砲の使用許可と鍵を求め、ホワイト将軍を探しに行くのだが...ここでプレイヤーはこのゲーム最大の苦難にぶち当たる事となる。
ホワイト将軍をたずねて三千里...
ホワイト将軍をたずねて三千里...
マリオ達はホワイト将軍が居たハナハナ村へと赴くが、以前まで村に滞在していたホワイト将軍が居なくなっている。
マリオ達は再び姿を消した、ホワイト将軍の行方をハナハナ村の村長に問いただすが...。
ノコサブロウ「確かに以前、この村におったが最近は見かけんのう...」「そういえば、南の暖かい島へ行く様な事を言っておった様な...」
なんと将軍はトロピコアイランドに旅立ってしまった後だった。
颯爽マリオ達は行き先のトロピコアイランドへと足を運ぶのだが...。
コンポビー「ホワイト将軍かい？さっきまでここに居たんだぜぇ」「だけど、どっかへ行っちまったなぁ...確か闘技場がどうとか...」
またしても将軍はウーロン街に旅立ってしまった。
今度は飛行船を使って、ウーロン街へ赴くマリオ達だったが...。
マスター・ピーズ「ホワイト将軍？ああ...あの白いボムへいですか」「あの人ならよくここに来ていましたよ」「でも最近は見かけませんね、そういえば大樹に行くとか行かないとか...」
再び将軍はマリオ達を尻目にふしぎの森へと旅立ってしまう。
そうプレイヤーはホワイト将軍に会う為に、今まで旅をしてきた土地を奔走させられるのだ。
こうしてハナハナ村→トロピコアイランド→ウーロン街→ふしぎの森(大樹)→ウスグラ村の順にプレイヤーはタライ回しにされる。
こうして行き着いた先の、ウスグラ村で将軍の消息を訪ねるが...。
ウスグラ村の住人「ホワイト将軍？ああ知っているよ、白いボムへいでしょ？この間まで、この村に居たからね」「彼が何処に行ったか？そこまでは知らないよ...」「でもなんだか疲れた様子だったね」
ここでも将軍は、マリオ達の前から姿を消してしまう。
しかも今までとは違い目撃情報が無くなり、完全に消息を絶ってしまった。
もはや打つ手が無くなったマリオ達はサイハテ村へと戻り、この事を村長に報告する...。
サイハテ村の村長「何？ホワイト将軍が何処に居るか判らないとな？」「うーむ...何処に行ってしまったのか...困ったのう...」
将軍の消息が完全に判らなくなった事で、村長すら手段が無くなり困り果ててしまう。だが村長との会話する背後にて...。
「ああ...ヒゲの男よ...いったい何処に...」
いきなり背後の住宅からホワイト将軍が、プレイヤーの前で姿を現した。
しかし会話中の村長とマリオ達は、その事には気づいていない様子なので、プレイヤーはマリオを操作して背後の住宅へと足を運ぶ。
ここで今までの苦労が報われる...と思っていたプレイヤーであったが...。
最後の難関、ホワイト将軍を起こせ
最後の難関、ホワイト将軍を起こせ
消息が判明した事で、ホワイト将軍の住宅の中へと入っていくマリオ達だったが...。
メッセージウィンドウ 眠っている様です 起こしますか？
今までのマリオ(及びプレイヤー)達の、苦労を尻目に住宅のベットでスヤスヤと眠っていたのだった。
仕方ないのでマリオは、2連続ジャンプでホワイト将軍を踏みつけて無理矢理起こそうとするが...。
メッセージウィンドウ 起きない様です もう一度起こしますか？
マリオに踏みつけられても、ホワイト将軍は全く起きる気配を見せないのだった。
そうホワイト将軍を起こすには以下のローテーションを10回繰り返さないと絶対に目を覚まさない仕様になっている(この時、アクションコマンドを成功した時のナイスとグッドが表示されていたりする)。
こうしてマリオに20回も踏まれ続ける事でホワイト将軍は起き出し、漸くマリオ達はビッグ・ボムで月へと向かう事が出来るのだった。
余談
余談
将軍曰く、今まで世界中を放浪していたのはゴロツキタウンの占い師に「Mマークの帽子を被り、ハンマーを持ったヒゲ親父がそなたの望みを叶えるだろう」と助言されたからだそう。
また10回も同じ選択肢を選ばないといけないという仕様上「将軍を起こすには何か特別なアイテムが必要では...？」と考えて、プレイヤーは途中で起こすの辞めてまたしても世界中を駆け巡るプレイヤーも多かった事だろう。
特に『サッパリ おきそうに ありません』『あらあら おきそうに ありません』『みじんも おきそうに ありません』と踏む度に、プレイヤーの不安を煽るメッセージウィンドウが表示されるので尚更である。
ゲームの開発者も、とんだ意地の悪いシステムを用意したものである。
リメイク版では
リメイク版では
ほぼGC版と同様だが、ウスグラ村で話しかける対象が分かり辛かったためか、宿屋前の住民の他に村長が追加された。
紙らしさ増えたためか、マリオが踏む度に徐々にしわくちゃに折れていく演出が追加されるも、起きると何事もなく元通りに復活する(何なんだコイツ...)。
また、起こす際の最後の1回のシステムメッセージが「もういちどだけ おこしますか?」と微妙にメッセージが変わっている。
なお、今作ではワープ土管の仕様が変更されステージ間の移動が楽になったので、若干ながら彼の探索の手間が減ってきている。
また、サイハテ村でのカゲの女王戦の声援を送るシーンにも登場するようになった。
