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ホーウッド

ほーうっど

田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』の登場人物。自由惑星同盟軍、最後の第7艦隊司令。

CV:小川真司(石黒監督版)、藤井隼(Die Neue These)


概要編集

田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』の自由惑星同盟側登場人物、第7艦隊司令官、中将。


帝国領侵攻作戦において、ホーウッドは占領下に置いた人々を懐柔するために部下を派遣、物資が滞ったことを司令部に報告するが返ってきた「略奪」命令に激怒し困惑してしまう。そうこうするうちに帝国領に住まう人々が暴動を起こしたことにより部下たちは武力でこれを鎮圧、その後、撤退中に帝国軍宇宙艦隊副司令長官・ジークフリード・キルヒアイス上級大将率いる艦隊と相対したが、第7艦隊はキルヒアイスの隙のない布陣に降伏することとなった。


新アニメ版ではキルヒアイス艦隊に撃破されて9割の損失を出し、その惨状にキルヒアイスは残存第7艦隊を無視して同盟軍の退路を断つべく進撃し、後退してきたヤンの第13艦隊と交戦する。

最高司令部のアムリッツアに集結せよとの指令に交戦を打ち切り後退する第13艦隊を追撃するキルヒアイス艦隊であったが、最高司令部の後退命令を無視して、側面から(兵力を打ち減らされたとはいえまだ残っているのにキルヒアイスに無視された私怨の面もあるが)第13艦隊の撤退援護の為に襲い掛かってきたホーウッドの第7艦隊の残弾を惜しまない全滅覚悟の攻撃を受け、残存第7艦隊を今度こそ葬りさったものの第13艦隊を逃す事となる。

この折にホーウッドは「判断を誤るなよ、ヤン・ウェンリー」と言っており、その意を察したヤンも彼を救援する事無く撤退した。


一方、同盟軍艦隊はアムリッツアにたどり着けたのが第5艦隊司令・ビュコック中将、第8艦隊司令・アップルトン中将、第13艦隊司令・ヤン・ウェンリー中将のほかになく、第8艦隊はビッテンフェルト艦隊の猛攻を受け、アップルトン中将も乗艦からの退去を拒否して戦死、壊滅する結果となり、同盟軍は人材においても大きな損害を被ることなった。


原作では第7艦隊の占領区域で民衆による暴動が起こった事と、アムリツツア星域会戦の前哨戦でキルヒアイスの艦隊により敗走した事が書かれている。


関連タグ編集

田中芳樹 銀河英雄伝説 自由惑星同盟

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