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ホーウッド

ほーうっど

田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』の登場人物。自由惑星同盟軍、最後の第7艦隊司令。
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概要

田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』の自由惑星同盟側登場人物、第7艦隊司令、中将。

アスターテ星域会戦

宇宙歴796年、アスターテにおいて同盟軍第2、第4、第6各艦隊はラインハルト・フォン・ローエングラム上級大将率いる帝国軍艦隊を包囲殲滅する作戦を立て実行に移した。
大兵力をもって敵兵力を討つという同盟軍の戦術は決してまちがったものではなかったが、同盟軍各艦隊は連絡を怠っており、そのことを見抜いたラインハルトは各個撃破を麾下の艦隊に命令、数に劣る第4、第6艦隊は壊滅的な打撃を受けることとなった。
ラインハルト艦隊はなおも第2艦隊を襲う。艦隊を指揮していたパエッタ中将は負傷、艦隊の指揮を引き継いだやン・ウェンリー大佐は帝国軍の後部に攻撃を仕かけ戦線をドーナツ状にするという奇策で窮地を脱し、帝国軍は撤退、同盟軍も生存者を収容して同盟首都・惑星ハイネセンに帰還した。

イゼルローン要塞攻略

宇宙歴796年、同盟に帰還したヤン・ウェンリーは大佐から少将に昇進、同盟軍は第2、第4、第6各艦隊の残存兵力を中心に半個艦隊(第13艦隊)として再編成、ヤンを新設された艦隊の司令に任命した。
同盟政府がすぐにイゼルローン要塞攻略を第13艦隊に命じると、ヤン・ウェンリー少将は同盟軍に血の一滴も流さない詐術的軍略をもって要塞を占拠することに成功した。

帝国領侵攻

このことに気をよくした同盟政府は選挙前の人気取りを考えていたこともあって「大戦力をもって帝国に進攻しよう」というアンドリュー・フォーク准将の作戦案を採用、イゼルローン要塞を基点としてホーウッド中将率いる第7艦隊は第3、第5、第8、第9、第10、第12、第13各艦隊とともに帝国領に派遣され、「帝国の圧政からの解放」を目指した。

同盟軍の侵攻に対し、帝国軍宇宙艦隊司令長官・ラインハルト・フォン・ローエングラム元帥は焦土作戦を敢行、補給線が伸びた同盟軍は物資の不足に悩まされることとなった。
このことを憂えた第10艦隊司令・ウランフ中将、第13艦隊司令・ヤン・ウェンリー中将は窮状を第5艦隊司令・アレクサンドル・ビュコック中将を通じて同盟軍総司令官・ロボス元帥に「作戦の中止と撤退」を訴えたが、同盟軍の作戦を統括していたフォーク准将は「物資の現地調達(=略奪)」を指示、同盟軍による「帝国の圧政からの解放」は大義を失うこととなった。
軍上層部の命令を聞いたウランフ、ヤン・ウェンリーは撤退の準備を始めたが、この機を待っていたラインハルトは麾下の艦隊に同盟軍を討つことを命令、大義を失った同盟軍は敗走を重ねることとなり、第10艦隊・ウランフ中将は味方艦隊を逃した直後に戦死、第12艦隊司令・ボロディン中将は艦隊を数隻に討ち減らされたうえ自殺、重傷を負った第9艦隊・アル・サレム中将は指揮権を副司令官・ライオネル・モートン少将にゆだねられることになった。

アムリッツァ星域会戦

敗走を重ねた同盟軍は残存艦隊をアムリッツァに集結させ、最後の抵抗を試みるが、士気の落ちた同盟軍はもはや帝国軍の敵ではなく、同盟軍はここでも惨敗を喫することとなった。
この一連の戦役によって3000万の将兵を派遣していた同盟軍は2000万の死者、行方不明を出すこととなり、翌宇宙歴797年に起きた「救国軍事会議」によるクーデターとともに同盟の衰退にとどめを刺すものとなった。

アニメでは

ストーリー進行に大きなちがいはないが、ホーウッドは占領下に置いた人々を懐柔するために部下を派遣、物資が滞ったことを司令部に報告するが返ってきた「略奪」命令に激怒し困惑してしまう。そうこうするうちに帝国領に住まう人々が暴動を起こしたことにより部下たちは武力でこれを鎮圧、その後、撤退中に宇宙艦隊副司令長官・ジークフリード・キルヒアイス上級大将率いる艦隊と相対したが、第7艦隊はキルヒアイスの隙のない布陣に降伏することとなった。
一方、同盟軍艦隊はアムリッツアにたどり着けたのが第5艦隊司令・ビュコック中将、第8艦隊司令・アップルトン中将、第13艦隊司令・ヤン・ウェンリー中将のほかになく、第8艦隊はビッテンフェルト艦隊の猛攻を受け、アップルトン中将も乗艦からの退去を拒否して戦死、壊滅する結果となり、同盟軍は人材においても大きな損害を被ることなった。

関連タグ

田中芳樹 銀河英雄伝説 自由惑星同盟

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