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ボゼ

ぼぜ

鹿児島県のトカラ列島悪石島に伝わる来訪神。もしくは岩手県に伝わる胎児の命の源。
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曖昧さ回避

  1. 鹿児島県悪石島に伝わる来訪神で、異形の仮面を被って演じられる。
  2. 岩手県に伝わる民間信仰で、妊娠している者には十円玉くらいの光が見えるという怪異である。正式にはホゼという。

鹿児島県のボゼ

盆の最終日の次の日に当たる旧暦7月16日に現れる異形の来訪神で、赤土と墨で塗られた異形の仮面を被り、ビロウの葉とシュロの皮を身にまとって演じられる。
午後になり聖地(テラ)から古老の呼び出しと太鼓の音に誘われ、3体のボゼが盆踊りの行われている公民館の広場に現れる。

ボゼ神



このとき会場は騒然となり、悲鳴を上げ泣き出す子供もいるという。
ここでボゼは女や子供を追いかけまわし、手にしたボゼマラという棒で赤い泥水を擦り付けてくる。
この泥水には悪霊払いと、子宝を授ける力があるという。

太鼓のリズムが変わるとボゼ達は広場の中央で踊りだし、最後はやはり子供たちを追い回して去っていく。その後公民館では酒や料理を楽しみ、去ったボゼたちはテラへ戻り仮面を粉々に壊すという。

現状

1989年に無形民俗文化財、2017年には重要無形民俗文化財に指定され、2018年に「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコの無形文化遺産に登録された。

創作での扱い

日本では類を見ない非常にユニークな仮面が用いられるため登場することがある。

ガイコツベビーとボゼです
原作鬼太郎の女の子5 ボゼ


『鬼太郎国盗り物語』に登場。沖縄出身の縞模様の髪の女妖怪で、飴をなめさせることで相手を操る力を持つ。

薄墨初美


鹿児島県代表永水女子高校3年生の薄墨初美は「悪石の巫女」と呼ばれ、身の丈ほどもあるボゼの面を被っている。

岩手県のボゼ

本来はホゼというのだが、水木しげるの著書でボゼと記述されていたことから、この呼び名のほうが知られている。

人妻が目にするという十円玉ほどの大きさの光で、見えるのは妊娠している証であるといわれる。見えたボゼが胎内に入り胎児の命の源になるともいわれているが、魂とは違うのでその人が死ぬと消えてしまう儚い存在であるという。

創作での扱い

♯220「いずな、ママになる!?の巻」に登場。イタコ葉月いずなが妊婦から動物霊を払った際に、中学生であるいずなの胎内に宿ってしまい霊的に妊娠させてしまったが、本来の居場所ではないため大気中に棲むボゼ喰いという捕食妖怪に狙われてしまう。

関連タグ

鹿児島県 悪石島 仮面
岩手県 妊娠 胎児  伝承

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