概要
Ver3.2の限定イベント『ワンダフルキノコンピック』に登場するプカプカ水キノコン。
同イベントでは、キノコンを使役、戦わせる「サウマラタ蓮杯」という催しに旅人が参加することになるのだが、最初に捕獲したプカプカ水キノコンにパイモンが命名した(他のキノコンは捕獲時に3つの候補から命名するが、この時のみ候補が3つともポコポコビーニーになる)。
戦闘では彼(?)をはじめとするキノコン4匹のチーム戦となり、旅人は直接戦闘できないためスキルの発動などに指示を与えていく。
ポコポコビーニーは強制出撃が多い上、回復スキル持ちのヒーラーであるため、実質的な戦闘の要となる。
ポコポコビーニー達で旅人は優勝を目指すことになるのだが、ポコポコビーニーはキノコンの制御に必要なアイテム「叡智宝珠(えいちほうじゅ)」なしでも懐くようになる。
当初は魔物であるキノコンを使うという危険性から調査のために参加していた旅人達であったが、このことから「キノコンと人は共存できるのでは?」と考えるようになっていく。
何故かスメールまで遠路はるばる来た八重神子、大会で知り合った学者のレイラ、キノコンに異常なまでの敵意を持つ元エルマイト旅団のハニヤー達ライバルとの交流や戦いの末に旅人たちは優勝。
しかし、主催者の富豪エルヒンゲンの正体が「博士」の配下のファデュイ残党であることが判明。彼は叡智宝珠に仕組まれていた裏コマンドを使って大会に参加したテイマーたちのキノコンを大量に操ろうとしていた。
しかし、宝珠を必要としなくなったポコポコビーニーはもちろん、すでに固い絆で結ばれていたレイラ達のキノコンもすぐに正気を取り戻し、ファデュイ先遣隊達は彼らに一網打尽にされ、エルヒンゲンもセノにより逮捕される(エルヒンデンはその後、脱走するものの口封じも兼ねてファデュイに暗殺されたことが示唆されている)。
裏コマンドに加えて、叡智宝珠の使用が人体に悪影響が出る恐れがあることが判明したため、これらの改良の目途が立つまで第二回大会は延期となり、それまでの間、キノコン達は改心したハニヤーが責任をもって世話をすることになる。
旅人やレイラ達は、再会を約束して、ポコポコビーニー達を見送るのだった。
その後、Ver3.5のイベント「チエキノコン布陣」で再登場。
第二回大会の目途がまだ立たないために、大会が人々に忘れられないようにと考案されたボードゲーム「チエキノコン布陣」を遊べるのだが、イベント中はミニゲームの他にもオルモス港やその郊外でポコポコビーニー達と交流できる。
なお、「チエキノコン布陣」で操作できるポコポコビーニー達は本人ではなく、彼らを模した「ちびチエキノコン」という駒とのこと。
Ver4.2では続編イベント「ちびチエキノコン大合戦」も開催。
今回はなんとフォンテーヌ廷に出張し、より進化したボードゲーム「チエキノコン大合戦」を遊べる。すぐ近くにポコポコビーニー達も来ているので、ぜひ会いに行こう。
余談
元々、プカプカ水キノコンはその見た目などから人気があったが、「ワンダフルキノコンピック」では旅人の相棒となり同イベントの顔として大活躍した。
それだけに、ペットアイテムや塵歌壺に置きたいという声も少なくなかったが(※)、上記の通り(再登場する可能性は残っているが)お別れという形になってしまい、ポコポコビーニーを惜しむ旅人が続出した。
それどころか、「フィールドエネミーとして出てくるキノコンを狩るのがつらい……」という声まで挙がっているとかいないとか。
※「チエキノコン布陣」でのハニヤーとの会話によると、塵歌壺に置くのも含めてポコポコビーニー達を飼育するのには色々とハードルが高い模様。