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ポーキュバス

ぽーきゅばす

ポーキュバスとは、ゲーム「LobotomyCorporation」や「Library of Ruina」に登場するアブノーマリティ(幻想体)の一体である。
目次 [非表示]

私の頭が爆発する時間ですね。 良い一日でした。

(Now it's time for my head to burst. Good day.)


概要編集

ポーキュバス(Porccubus)とは、胴体が茎、頭部が赤い花弁といった植物のような姿をしており、その胴体に棘らしきものを保有するアブノーマリティ(幻想体)である。

このアブノーマリティは尾の部分に鞠のような球体がついていて、そこから快楽物質を出すという。

分類はO-02-98、危険度はHE。


管理方法編集

作業情報編集

属性ダメージE-Boxes悪い普通良い
BLACK1-5180-89-1415-18

職員ランク本能洞察愛着抑圧
1高い普通普通低い
2高い普通普通低い
3高い普通普通低い
4高い普通普通低い
5高い普通普通低い

クリフォトカウンター:2


特殊能力編集

  1. 作業結果良いでカウンター1回復
  2. 作業結果悪いでカウンター1減少
  3. 自制ランク3以下の職員が作業結果良いを出した場合、作業終了時に死亡する

このアブノーマリティは作業結果が良いとカウンターが回復し、悪いとカウンターが減少すると言ういたって単純な性質を持っており、基本的には本能作業を行っておけば大体良いになる。


問題なのが3つ目の能力であり、自制ランク4以上の職員でないと作業結果良いを出した後に急に笑い出し、その後頭が爆発して死亡すると言ったなかなか凄惨な死に様を見せてくる。

と言うのも自制が低いと先述の快楽物質に脳が耐えられないらしく、そのまま溢れ出す快感により破裂してしまうと言う。


そのため、間違っても自制が低い職員に作業させないように。

 

しかし、逆に言えば問題点はこの部分のみで、HEランクアブノーマリティにしては高いステータス要求を満たせばあとは安定して管理が可能と言うことであり、基本的に管理難易度が低い存在として扱われている。

ステータス育成の面でも特に勇気・自制の安定した育成が可能で、職員の育成にも役にたつアブノーマリティでもある。


ただし、ステータスが下がる状況下では自制の条件に引っかかりやすくなるため注意。(こちらは対策する術があるのだが)


脱走時編集

HPREDWHITEBLACKPALE
830普通(1.0)耐性(0.5)普通(1.0)弱点(1.5)

脱走したポーキュバスはランダムな廊下に出現し、移動することなくその場にとどまり続ける。


ポーキュバスは近くにいる職員に胴体を触れさせることでWHITEダメージの範囲攻撃を行い、この攻撃により職員がパニックになると前述の能力発動時のように頭が爆発して死亡する。


この攻撃は以下のように職員の自制が高い場合ダメージが軽減される特性をもつ。

  • 自制ランク3以下:9-25
  • 自制ランク4以上:3-9

近接攻撃のみなので遠距離攻撃で一方的に殴れるかと思いきや、なんと自身の攻撃範囲外からの攻撃を完全に無効化すると言うこのゲームにおいて唯一無二の特性を持つため、鎮圧するには攻撃範囲内に入る必要がある。

そのため自制とWHITE耐性が高い職員を鎮圧に向かわせるべし。


E.G.O編集

武器編集

名称ランク属性ダメージ攻撃速度射程
喜びHEBLACK1-4高速

特殊効果:命中時対象に一定時間WHITEダメージを与える。

防具編集

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
喜びHE弱点(1.2)耐性(0.8)耐性(0.8)弱点(1.5)

ギフト編集

名称:喜び

部位:ブローチ2

効果:MPが10上昇し、作業速度・作業成功率が6低下する


武器そのもののダメージは小さいが、特殊効果として攻撃した際にしばらく追加でWHITE属性のスリップダメージを与えるため結果としてHEランク相当のダメージになる。

防具はWHITE・BLACKに対し耐性を持つが、RED弱点であるため注意。

ギフトは精神力(MP)を大きく上昇させるが、同時に自制を大きく下げ、これにより職員の自制ランクが3になってそのまま死亡することもあるため注意。


ストーリー編集

ご存知のとおりL社では日々アブノーマリティの管理が行われ、職員は常に死と隣り合わせであった。

そのあまりにも恐ろしい外観、周囲の職員の凄惨なる死、アブノーマリティによる精神汚染、これらの要素は職員から心の余裕を奪うのには十分なもので、職員は日々賭博、暴飲暴食、暴力などの不健全な方法で楽しみを得ようとしていた。


ある職員曰く、ポーキュバスには特に悲惨で陰鬱な生活を送る職員が割り当てられ、このアブノーマリティの信頼を得られれば、望む快楽が得られるという。


このアブノーマリティの棘に触れた瞬間、この世のものとは思えない快楽が身体中を駆け巡り、所謂トリップ状態になってしまう。

その後、この快楽物質による中毒性や禁断症状が現れ始め、摂取する快楽物質の量も増えていき、やがてその快楽に耐えきれず頭が爆発してしまうという。


ポーキュバスは人間に対する害意などは一切持たず、ただ職員を「死ぬまで」笑顔にするという。


Library of Ruina編集

LobotomyCorporationの続編にあたるLibrary of Ruinaでは芸術の階の3体目の幻想体として登場。


幻想体バトルでは的中時に相手の手札に「快感」と言うページを追加する攻撃を多用する。

この「快感」というページはコスト3の攻撃ページで所持数だけ光の回復が増えるが、3枚以上たまると20ダメージを受け、そのページが全て消失する


対策としてはこの「快感」と言うページ等を使ってポーキュバスの攻撃を防いでいくこと。コストは3と重いが所持数だけ光の回復が増えるので想像する以上に使用しやすいだろう。

「快感」を多く持つ司書がターゲットにされたなら「快感」が少ない司書で庇えばいい。

ただし、ポーキュバスにしろこの「快感」というページにしろとにかく威力の振れ幅が大きいため運頼みな面も存在する。

また、パッシブ「ひらひら」の存在により前作に引き続いて遠距離ページによる攻撃が一切通用しないため注意。


幻想体ページは「トゲ」、「快楽」、「笑い粉」の3枚。

「トゲ」は付与した司書が貫通攻撃を的中させる度に相手に「快感」を1付与するもので、この「快感」は3溜まるとリセットされ、その際にHPと混乱抵抗値が2-7減少する。3回当てないと発動しないが貫通特化で行くなら獲得しておく価値はある。

「快楽」は付与した司書の最大混乱抵抗値が半分になる代わりに全ダイスの威力が1増加するもので、デメリットは大きいものの、常時威力+1は強く、後述の「笑い粉」も取っておくことでデメリットを帳消しすることも可能。

「笑い粉」は全ての司書がダメージを受けた際に混乱状態でなければ混乱抵抗値が回復するもので、攻撃を受ける度に混乱抵抗値が回復するためにこれがあるだけで一気に混乱しなくなる。


余談編集

ポーキュバスの名前のモチーフは芥子(Poppy)+ヤマアラシ(Porcupine)+サキュバス(Succubus)ではないかと言われており、芥子麻薬(アヘンヘロイン)の原材料でこのアブノーマリティの出す快楽物質に、ヤマアラシはこのアブノーマリティの顔の形状と棘に、サキュバスはその誘惑を表すものと思われる。


遠距離からの攻撃が通用しないのも、このアブノーマリティは職員を自身の快楽物質で笑顔にしようとしているために自分の攻撃が届く(すなわち快楽を与えられる)職員や敵対個体による攻撃しか通用しないのではないかとも言われている。

 

また、このゲームには他にも植物系のアブノーマリティが数体程いるのだが、それらはとにかく職員をステータス関係なく魅了しまくる効果は強力ではあるがあまりにもリスクが大きすぎるそもそもの管理難易度が高すぎる等碌でもないものばかりなので、ポーキュバスはその点管理難易度は比較的低いために植物系の良心とも扱われている。


関連タグ編集

Lobotomy Corporation/Library Of Ruina:登場作品

アブノーマリティ HE


植物 快楽 薬物 ダメ。ゼッタイ。

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