概要
独立星系連合が運用するバトルドロイドの高級モデルで、名前の通りグリーヴァス等の重要人物の護衛等によく使われる。
正式な機種名はIG-100。インターギャラクティック銀行グループ傘下のドロイド製造企業、ホロワン・メカニカルズ社が開発した暗殺・格闘ドロイド「IGシリーズ」の1種であり、時系列的には後となるエピソード5に登場したIG-88の前身機種に当たる。
その外見はグリーヴァスの種族であるカリーシュの儀仗兵を模したケープを羽織っており、グリーヴァスは敵に威圧感を与えるためにこのドロイドが戦闘で負った汚れや傷を敢えてそのままにしている。アニメ「クローンウォーズ」ではドゥークー配下の機体も登場。グリーヴァス配下の機体とは対照的に常に新品同様に整備・補修されており、ドゥークーとの連携によりアナキン・スカイウォーカーを捕縛する場面も存在する。
両端に電磁フィールドを形成する棒状武器「エレクトロスタッフ」を得物として用いる。
このエレクトロスタッフは「フリク」という希少な超硬合金で構成されており、両端の電磁フィールドのみならずシャフト部分でもライトセーバーを受ける事が可能である(但し、一部のものはフリクではなく、CWの一幕ではシャフトをセーバーの斬撃で破壊された事もあった)。
また、その電子頭脳は中央コンピュータによる制御や単純な自立プログラムによって動く大多数のバトルドロイドとは違い、生きた兵士と同様に戦闘や訓練での経験をフィードバックする事のできる高度なAIを搭載しており、例え頭部を破壊されても起動し続ける限り戦闘を続行しようとする。
そのためパダワン程度のジェダイなら圧倒し、数体も居ればジェダイ・マスターでさえ苦戦は免れない程の戦闘力を持つ。
登場作品
- EP3
- CW
- サバイバー:劇中に登場する敵組織「ベドラム・レイダー」が擁するドロイド部隊の一員として少数ながら登場。作中では中ボス扱い。