概要
蟻のような頭部にカマキリような身体を持つ巨大なモンスター。
初代聖剣伝説「聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~」に登場して以来、続編にもちょくちょく登場している常連モンスター。
物語最序盤に戦うことが多いため、聖剣伝説入門編的なボスモンスターとして扱われることが多い。
聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~
遺跡の洞窟のボスとして登場。本体はただ動き回るだけの単純なボスだが、部屋の周囲に高威力のバリアが張られているため、それに注意しながら戦う必要がある。
ガラケー版や同作を元にしたリメイク版では名称からしてなんらかの関係があると思われるマンティスのカマという二番目に強い剣のドラゴンバスターより優秀な最強の鎌を落とす(原作は鎌系武器はキーアイテムでこそあれ武器としても特殊な鎖鎌が序盤に出るしか存在しない為草刈り用と成り下がる宿命の武器種であった)
新約版やベタ移植である聖剣伝説コレクションには登場しない武器である。
ポジションとしてはFF4のこぶたのしないに当たる武器であろう。
スマホ版・PSVita版では行動パターンが変更され、ジャンプで接近し鎌を振って攻撃してくるようになった。
これにより部屋の入り口が安全地帯では無くなり、近づいて戦う必要がある。
聖剣伝説2
マンティスアントと言えば聖剣伝説2を思い出す人が多いだろう。
ポトス村の地下で戦うことになる、今作最初のボスである。
最初のボスだからといって侮るなかれ。その動きは実に多彩で最初のボスとは思えない強さを持つ。
受けると気絶するうえ避けにくい衝撃波、高威力なうえ回避不能のダイヤミサイルなど厄介な攻撃をしてくるうえ、ガードのポーズをしている時はこちらの攻撃を無効化してしまう。
甘く見ていたり、操作慣れしていないと簡単にHP0で戦闘不能になってしまう。最もHPが0になってもすぐに回復してもらえるのでゲームオーバーになることはない。
ある意味、ただ闇雲に攻撃しているだけではダメという聖剣伝説2の基本をきっちり教えてくれるボスである。
もう1つ、聖剣伝説2特有のバグの洗礼を最初に受けるボスでもある。
倒したもののバグでストーリーが進まず、地下から出られなくなり最初からやり直した人も多いだろう。
二重の意味で正に聖剣伝説2の入門編ボスと言える。
聖剣伝説LEGEND OF MANA
「ニキータ商い道中」のボスとして登場。
ゲーム最序盤に登場するイベントの1つなので、マンティスアントが最初に戦ったボスだった人も多いだろう。
動きは聖剣伝説2と似ており、酸を吐きだしたり、無敵状態からの衝撃波などを使用する。聖剣伝説2ほどではないが、やはり甘く見てるとしっかりダメージを受けるので注意。
とはいえ動きに隙が大きく、無敵状態などのLOM特有のバトルに慣れるにはうってつけの相手でこちらも入門編にピッタリのボスとなっている。
聖剣伝説VISIONSofMANA
最初のボス・フーラ山で風の精霊・ジンを襲うボスとして登場。
ファイナルファンタジーレコードキーパー
聖剣伝説 RISE of MANAとのコラボイベントで聖剣伝説2版のマンティスアントがボスとして登場している。
バリエーション
メタルマンティス
聖剣伝説2に登場。マンティスアントのサイボーグで皇帝宮殿のボスとして登場。
全体的にパワーアップしてる他、ラッシュやファイアビームを使う。衝撃波やダイヤミサイルも健在なので注意。
ヘッグスアント
聖剣伝説LEGEND OF MANAに登場。イベント「豆一族を探せ!」のボス。
マンティスアントの強化版で無敵状態になる技が増えているので注意。またアサシンバグを召喚することもある。