概要
スクウェア・エニックス(旧スクウェア)より発売の『ロマンシングサガ3』におけるミカエル・アウスバッハ・フォン・ロアーヌとカタリナ・ラウランのカップリングであり、正規ルートの一つでもある。
ゲーム本編では
作中でこの組み合わせを実現できるのは、オープニングイベントを除けばカタリナ編のみ。(他主人公ではそもそもオープニング以外でカタリナを仲間に加えることが出来ず、オープニングが終わるとパーティメンバーが一旦解散するので連れ歩けない)
オープニング~孤独な旅立ち
仕える主であるミカエルに対し、カタリナは高い忠誠心と密かな恋心を抱いていた。しかしながらオープニングイベントでは、その複雑な胸中を利用され、ロアーヌ候家に代々伝わってきた聖王遺物マスカレイドを敵の変装した偽ミカエルに奪われてしまう。
この事件により、強い自責の念を感じたカタリナは長い髪とドレスを捨てた。
以降、奪われたマスカレイドを取り戻すまで決してロアーヌに立ち入らないことを玉座のミカエルに誓ったところで、カタリナ編のオープニングは終了となる。
他主人公で仲間に出来ないのは、こうして彼女が一人世界を巡る旅へと出てしまうからである。
なおマスカレイドを奪われる際、カタリナと偽ミカエルはどこかに向かって歩いて行き、一旦画面が暗転する演出がある。直後二人は戻って来るが、その間に何があったのかは不明。
真実は闇の中。
当然ではあるがミカエルもカタリナほどの人物があっさりマスカレイドを奪われた事には疑問を感じており、上記の旅立ちの場面でその手口について問いただしているが、ミカエルへの恋心を利用された事をカタリナが明かす事はできず「それだけは…言えません」と返答し、ミカエルもカタリナの動揺する様子に思うところがあったのか、それ以上問いただすのをやめている。
- 余談だが、インペリアルサガではこの話にまつわるエピソードがあり、同じ手口でマスカレイドを奪おうとするが、間違えてモニカに尋ねたうえ、モニカにとって兄ミカエルのしぐさを間違えるはずが無く通用しなかった。しかも、マスカレイド窃盗事件の手口はミカエル本人の耳に入っていたらしく、「同じ手が通用すると思うな」といわんばかりに犯人はミカエル本人によって始末された。
マスカレイド奪還後
ミカエルに話し掛けることで、決意の印に断髪していた髪を元通り伸ばすことが可能。この時点でロアーヌ入場の際にマスカレイドが必要なくなる。
ちなみにここで「髪を伸ばす」選択をすると、一瞬で元のロングヘアーへと戻る。
パーティーが5人以下であった場合、他主人公と同様ミカエルを仲間に加えることが可能。
このとき、他のメンバーでは妹のモニカであっても「仲間にする/しない」の選択肢が出現するのみであるのに対し、カタリナの場合は唯一ミカエルとの会話形式での選択となる。
エンディングではミカエルを最終パーティーに加えていた場合、ミカエルに結婚を申し込まれる形で二人はめでたく結ばれる。
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