※存在その物が重大なネタバレにつき閲覧注意
概要
CV:室元気
「あちら側の世界」「冥府」と呼ばれる場所で最上位に位置する悪魔の1体。
顕現しかけた姿は少女のような風貌と体格だが、ヤギのような二本角と身体には眼のような模様が所狭しと散りばめられた禍々しい姿である。
作中で初めて個体名が明かされた悪魔であり 、漆黒の三極性の一人ヴァニカ・ゾグラティスに憑いている。ノエル・シルヴァの母であるアシエ・シルヴァの死に関わっており、彼女の子であるノゼルやノエルにとっては因縁の相手である。
性別的には女性。やはり悪魔なだけに目的のためなら契約者であるヴァニカを犠牲にすることもいとわないなど他の悪魔と同じく残忍であるが、一方で人間の行動理念や考えには興味を持っており、自身の魔法がその人間に通じるか確かめるなど、好戦的で享楽的なヴァニカと違い研究熱心で好奇心旺盛な一面を持ち、冥府の門による顕現を保険としつつ自らの魔法による完全顕現を目指すために策を講じるなど用意周到さもある。
ハート王国では闘志を失わずに戦うノエルにも興味を示していた。
活躍
ノエルとヴァニカ、2度目の対決でノエルの新たなる力によってヴァニカは完敗。その後にヴァニカの身体を媒体にして、まだ不完全ながら現世に顕現する。完全なる顕現を果たすためにはヴァニカとロロペチカの命を奪う必要があるものの、それだけでは飽き足らず、呪符魔法で操っているロロペチカに一暴れさせるため、悪魔の力を彼女に与えてハート王国精霊守ガジャを攻撃させる。
そして、ヴァニカとは比べ物にならないくらいの「呪符魔法 衰える世界」でノエル達に絶体絶命の窮地に陥らせる。
操ったロロペチカがガジャと交戦している最中に自身は立ち向かってくるシャーロット・ローズレイとリル・ボワモルティエを一瞬で倒し、ノエルも戦闘不能寸前にまで追い込む。
「呪符魔法 衰える世界」でも弱体化しきれないガジャの命を燃やした渾身の一撃を受けるも、自身は凄まじい回復力を持つ呪符を施していた事でほぼ無傷だった。
端から見て完全勝利に見える状況でも決して諦めないノエルを見て、人間に興味を失ったわけではないものの、時間の無駄としてロロペチカに呪いを暴発させて抹殺しようとするも、間一髪でアスタが駆けつけ不発に終わった。
更に、時間差で発動したリルの魔法によって倒した筈のシャーロット達も復活し、漆黒の使徒達の死体を操るも駆けつけたラックや蘇生されたガジャに倒される。それでもノエルを倒そうとするが敵討ちに来たノゼルに防がれてしまう。それでもメギキュラは心臓だけになっても破壊はされず復活しようとしていくも、二人の連携攻撃によってついに心臓を破壊され、完全に消滅した。
ダムナティオ・キーラの調査によると、クリフォトに整合する最上位悪魔の属性は重力・空間・時間であり、呪符魔法のメギキュラはクリフォトに整合する悪魔ではない。二十数年前に冥府から姿を消した時間魔法の悪魔アスタロトの後釜だと推測されている。
魔法
”呪符魔法”の使い手。
そして、「この世の全ての呪い」の原点はメギキュラとされており、ノエルの母・アシエやハート王国女王ロロペチカに呪いをかけたのもメギキュラである。
呪いによって自信をパワーアップしたり相手を攻撃するのは勿論、自分の操りたい相手を大幅なパワーアップをさせた上でコントロールする等、その力と能力は正に規格外である。
ヴァニカの使っていた「呪符魔法 衰える世界」も使え、メギキュラ本来の力で使用しているだけに効果も発動速度も桁違いに強力で、余程強力な魔法でなければ当てるどころか発動すら叶わないほどである。