CV:日比野朱里(1999年フジテレビ版)/平野綾(2011年日テレ版)
人物
美食ハンター。21歳。
第287期ハンター試験試験官。ブハラとともに二次試験を担当する。
横柄で短気な性格で、髪を五方向でまとめた奇抜な髪形をしているが、黙っていればかなりの美人な上に巨乳、ホットパンツに黒ビキニ、その上から鎖帷子(?)状のTシャツを羽織っただけという簡素な衣装をしている。フジテレビ版では入浴時やドレス姿の際は、ショートヘアにしており、普段以上に美人になっている。
メンチはプロハンターであると同時に世界有数の料理人でもあり、食文化への多大な貢献が認められ、一ッ星の称号を獲得している。
あらゆる食材を味わうグルメで、食べた物の味は決して忘れない。ずば抜けた味覚センスの持ち主。
反面、味に対する拘りは徹底していて、料理が元でキレることも多い。
原作漫画では白黒絵しかないため、髪の毛のカラーリングがフジテレビ版では桜色で髪飾りは黄色、日本テレビ版では青緑で髪飾りはピンクと異なり、更に肌の色もやや褐色である。またTシャツ(?)も日テレ版ではシースルーになっている。
作中の動向
二次試験では、ブハラの後に誰も知らないマイナーな民族料理「寿司」を推測で作らせる試験(ブハラ曰く「ここの川魚は寿司には向いていない」らしい)だったが、唯一「寿司」を知っていたジャポン出身者であるハンゾーが思わず作り方をバラした上に寿司を「お手軽料理」と軽視したことに美食ハンターとしてのプライドの逆鱗に触れて激昂。
本来は寿司を作れればよかっただけの審査のはずが、味審査に変更してしまい、受験生が作った寿司を悉く厳しく審査した末に満腹になったからと全員失格の事態になり、試験者達の怒りを買うも自分が決めたから変える気はないと横柄な態度を取った。
(日テレ版では、原作だと前座だった豚の丸焼き試験に寿司試験の内容が統合され、寿司の存在は設定ごとカットされた為。ハンゾーが外見上は正解な寿司を出してくる…といった関連エピソードも消滅している。)
その後、ネテロの仲介により、自らの失策を認めて反省し、再試験を実演。クモワシの巣から卵を取って来る課題に切り替える。最後に取って来たクモワシの卵をゆで卵にして市販のゆで卵と食べ比べさせ、そのクモワシの卵の美味さを堪能させて美食ハンターのやりがいを実感させた。
その後、三次試験会場に移動中、自身のわがままを棚にあげ、サトツがハンターの素質がある人物をキルアに挙げた際、「あいつ、わがままなB型よ」と決めつけていた。ちなみにキルアはA型である。
一方でゴンに対しては多少気になるようで特に旧アニメではその面が強調され、「幻のグリードアイランド」ではゴンとの掛け合いがある。
また同ゲームでは原作では不明であった念のオーラは短気な性格だったためか放出系の能力者として登場した。