概要
全長55~60cm、体重550~1000gとオーストラリアに棲息するオウムとインコの仲間としては最大の種類である。オーストラリア、ニューギニアの熱帯雨林や草原に分布する。
特徴
紅色の頬や黒っぽい大きな体、そして冠羽が特徴のオウムの仲間。食べ物は果実や木の実で、その大きな嘴を使って、硬い木の実を割って中身を食べる。また彼らは「鳥界のパンクロッカー」とも呼ばれ、歌やダンスは勿論のこと、ドラムで愛情表現する持ち主でもある。雄が、折った小枝等を止まり木に打ち付けて音を鳴らし、独特の等リズムを刻む習性があることが分かった。雌を引き付けるためと見られる。野生生物が手足など体の一部を使って音を出したり、餌を取るために道具を使ったりする例はチンパンジー等で知られているが、道具で音を鳴らす行動が確認されるのは初めてだという。