概要
東の国の城「玄城」の防衛を任されている衛将軍。34歳の男性。一人称は「私」。
名前の漢字表記は「楊芳」。またゲーム中では「ヤン ファン」と表記される。
首都を防衛する大将軍ヤン・ユーチュンと共に「両楊」と並び称される優秀な軍人である。
ムング族の術士であるバイメイニャン老師の弟子だが、彼女からは「ファンファン」と呼ばれ子供扱いされている。
西方からやってきた主人公達を不審者として捕えるが、彼等が侵略者であるゼルナム族を倒したことで疑いを解く。
初対面の際にパーティ人数が3人以下だとゼルナム族を打倒するまでの間、仲間に加入する。しかし彼と出会うことになる東の国は大抵はパーティの主力が固まって育ち切る時期の中盤以降に行くことになるため、意図的に狙って人数を減らさない限り仲間にはできない。しかもそこで加入しても東の国でのイベント終了後は強制離脱してしまう。せめてここで外れなければ…と思わずにはいられないだろう。
次に仲間にできるのはラストダンジョン突入前…すなわちアビスゲートを全て閉じた後で加入させればラストバトルまで連れて行くことも出来るのだが、この時はパーティから外すと二度と仲間にできなくなるなどユリアン、ミカエル、モニカ並みに仲間にできるチャンスが限定されている。
能力
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ | |
---|---|---|---|---|---|
250 | 12 | 10 | 15 | 21 | |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 | 閃きタイプ |
10 | 23 | 21 | 19 | 月術 | 10(槍中心+@) |
将軍という肩書を持っているが腕力は低く、槍技を中心にある程度オールマイティな閃き適正を持ってはいるのだが月の術も覚えているために高難度技の閃きは適正なしより悪い。
その立場上仲間の加入制限にも引っかかりやすく、仲間にすること自体できないケースも発生しやすい。初見ではまず仲間にできること自体に気づきにくいと言える。
実は本作で唯一と言っても良い素早い術士で魔力の高さも仲間キャラではトップクラスなので超重力を覚えさせれば術アタッカーとしても使えるし回復術を覚えさせてヒーラーにするも良し。素早さの高さと体術の成長補正のおかげで体術との相性が悪くはないため、術の使える軽戦士として活用方があるなど中々個性が光る。
また体力自体は非常に低いがHPの成長補正は3と高く、1回の上昇量は低いがそれでもスクスクと伸びるところも他の術師とは一線を画す特徴。…尤もラストダンジョン突入直前に加入する彼を鍛え上げる余力があればの話ではあるが。
仲間に加えない場合、主人公達をラストダンジョンに突入させる為に囮役としてマスコンバットの司令官を務めるが、実はこのマスコンバットは勝っても負けても何の影響も無い。
この様に鍛え上げれば充分に戦力になるスペックを秘めているのだがそれでも地味で不遇なイメージなのは
などの理由が原因だろう。
仲間に加えていなくてもエンディングには必ず登場する。
関連する人物
ヒィアン・ユー
ヤン・ファンの部下。漢字表記は「項羽」。ヤン・ファンをパーティに加えた場合、代わりに囮作戦の指揮を執る。
使用できるコマンドはヤン・ファンより少ないが、やはり負けても何の問題もない。
なお容姿は不明である。
ヤン・ユーチュン
漢字表記は「楊遇春」。東の国の首都「黄京城」を守る大将軍。
ヤン・ファンから尊敬されていたが、アビスゲートの魔力に染まった宰相ツァオガオに捕われ、マスコンバットでヤン・ファンと戦う。
やはり容姿は不明で、その後どうなったのかも語られていない。