プロフィール
誕生季 | 秋 |
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属性 | 全属性(名捧げにより) |
所属領 | エーレンフェスト→アレキサンドリア(予定) |
階級 | 上級貴族 |
役職 | フェルディナンドの側仕え、文官 |
瞳の色/髪の色 | 茶色/灰色 |
CV | 間島淳司(ドラマCD1〜2)、関俊彦(TVアニメ以降) |
概要
「本好きの下剋上」に登場する側仕え。
フェルディナンドの学生時代から仕える最古参の側近であり、彼に名を捧げている忠臣。
本業は側仕えであるが、趣味で文官コースも取得している。
情報集めのためなら手段を選ばない公式変人。
人物
母はローゼマインの筆頭側仕えであるリヒャルダ。
幼い頃から情報集めが好きだったが彼の集める情報は玉石混淆であり、同世代だったゲオルギーネから使い勝手が悪いと不評だった。そんな彼女に仕えるのを厭い、わざと側仕えコースを選択。ゲオルギーネからは疎まれたが、当時貴族院入学前のフェルディナンドがユストクスの情報を見事に使いこなし敵対貴族を退けた事に感動。彼の側仕えとなり名を捧げ忠誠を誓った。
情報収集が趣味と言うだけあり、様々な事に興味を持ち情報のためには手段を選ばない変人。
女性しか招かれないお茶会に潜入するために女装を極め、神殿入りするマインの身辺調査を命令された際には商人や農民を装い下町まで降りた程。
普段はノリが軽く親しみやすい愉快な変人ではあるがフェルディナンドに対する忠誠心は篤く、幼少からフェルディナンドへ命を脅かすほどの迫害をしてきたヴェローニカを心の底から嫌悪している。また、母親の異母弟に対する凶行の実態に気付かず長年母親を放置していたジルヴェスターに対しても内心思うところはある模様。
上記の通り、マインの神殿入りに際し身辺調査を行ったため、ローゼマインが元平民である事を把握している。
存在が不思議の塊なローゼマインには興味津々であり、フェルディナンドを慕い頑なだった彼に良い影響を与えている事を面白がっている。
情報収集はあくまで趣味であるため、どんな情報でも彼にとっては等価であり、手に入れたらそれで満足する。使い道は特に考えておらず、集めた素材もひとつ手元にあれば後は全てフェルディナンドへと献上している。
なお、過去にヴェローニカ派の妻を娶り彼女との間に子もいたが、フェルディナンドに名を捧げた際に離婚済み(子は洗礼前だったため今は無関係)。
能力
中肉中背で平凡な見た目を上手く使い、様々な人物に擬態する事が得意。
変装の際には髪色や口調、仕草、足捌きまで変え、女装している時は声を女性らしくする事も可能。
文官としての処理能力も優秀であり、貴族院に追従した際には寮監不在の学生たちに的確な指示を出し、ハルトムートやフィリーネを鍛え上げた。
読唇術も会得しており、盗聴防止の魔術具を用いた会話の内容を把握する事が出来る。
また情報収集の一環で素材集めもまた趣味であり、自ら採取に赴くため騎士と遜色ない戦闘が行える。有事の際もフェルディナンドやエックハルトと共に前線に立つ。
幼少の頃から命を狙われ続けたフェルディナンドを支えていたため、毒物の効能や解毒に対する知識が豊富であり、それ以外にも日常に潜む罠などの仕掛けにも敏感である。
これらの知識はハルトムートをはじめとするローゼマインの側近たちへと伝授された。
「貴族院で複数のコースを取得する事は可能」という事実をフェルディナンドに教えた張本人。言わばフェルディナンド伝説の立役者とも言える。後に領主候補生コースと文官コースを同時取得するローゼマインの元凶とも言えよう。