概要
1890年にオーストラリアのユーロア町ワイロネビーに出現したというUMA。
ワイネロビーの沼で葦を刈る作業をしていた若者が、前日に刈った葦を回収するために沼に戻ったところ、低く不気味な唸り声が聞こえたので、若者は近くの丸太の上に避難した。
すると、30メートル離れた位置に、ブルドッグのように短い顔をしたオオトカゲのような生き物が現れた。若者はしばらく観察していたが、ユーロア・ビーストは茂みに姿を消した。若者は、揺れ動く茂みからこの生き物の大きさを9メートルと推定した。
この噂が広まると、怪物を捕まえようと沼に多くの人がやってきた。この調査では、倒木に消えていく大きな尻尾が目撃されただけで、それ以外の目撃はなかった。
正体はオーストラリアの伝説の水棲生物バニップだったのではないかといわれるほか、一部の未確認生物学者は原始的な四足類のペデルペスではないかとしているが、こちらはスコットランド原産の為、時代だけでなく地理的にも考えにくい。