分類
通称 | ヨロヒイモムカデ |
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和名 | ダイオウイモグソク |
学名 | Tuberclipeum rex |
科目 | イモグソク科 |
重さ | 20 |
弱点 | 全体(硬い殻に守られている) |
解説
切り株のうろなどに生息する巨大な多足類であり、鎧や具足の由来となった硬い水晶の殻を全身に覆っている。
成長の際には自ら硬い岩にぶつかって殻を割って脱皮を繰り返し、大きな体へと成長していく。
「再会の花園」でプレイヤーが最初に戦うボスである。巨大なムカデの姿をしており、地面や壁を這いずり回り、突進によりピクミンをまとめて捕食してくる。全身を水晶の鎧状の殻で覆っておりダメージを与えるには水晶を岩ピクミンで破壊して柔らかい本体を攻撃する必要がある。また、口元にある顎も水晶であり、これを破壊することでピクミンがまとめて食べられにくくなる。ただし、鎧を破壊するほどに動きが素早くなっていき、体力が減ってくると画面に映らないほどに上方まで逃げることもある。
行動パターンはシンプルだが、ストーリー上で対決する時点では緊急回避できる「ヨケ笛」がまだ入手できず、ピクミンを花ピクミンに成長させる機会も限られている。そのためプレイヤーは必然的に「足の遅い隊列で敵の突進をかわす」という状況をしいられることになる。
食欲が旺盛で目につくものを何でも食べてしまう性質ゆえに本編では「イカツタツボックリ(ドラゴンフルーツ)」と「いにしえのパケシス(旧式の携帯電話)」を飲み込んでいた。「いにしえのパケシス」を回収することでストーリーが進行する。
ルーイメモには、「生きたまま殻と足をむしってかぶりつく。目玉の裏側はコラーゲンたっぷり」と記されている。さすが食欲の権化・・・
余談
ピクミン3より先に発売された『ニンテンドーランド』のピクミンをテーマにしたアトラクション「ピクミンアドベンチャー」にて、この生物を思わす姿のオリジナル原生生物「ダイオウハサミムカデ(ハサミムカデ科)」が登場したが、名称も分類も全く関係ないことが後に判明。