概要
SF映画「STARWARS」シリーズのスピンオフ作品に登場するキャラクターで、銀河共和国に加盟している衛星パントラ代表を務めている元老院議員。
クローンウォーズで初登場を果たし、その実質的な続編である「バッド・バッチ」にも登場。
なお、当初の日本語表記はリヨ・チューチーだったが、「バッド・バッチ」にてライヨ・チューチーに改められた。
pixivでは"チューチー"もしくは変更前の"リヨ・チューチー"での投稿が多い。
日本語吹き替え版での声優は小林沙苗。
来歴
パントラ星系に属する氷の惑星オルトー・プルトニアの衛星にして星系唯一の文明国家を自認する「パントラ」を代表する元老院議員として登場。初登場は「クローンウォーズ」season1第15話「侵入者」。オルトー・プルトニアに駐屯しているクローントルーパー部隊の前哨基地が何者かの襲撃を受け壊滅した事件解明のため、パントラの統治機関パントラン評議会の書記長(元首)であるチー・チョーと、ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービおよびアナキン・スカイウォーカーとその配下の部隊と共にオルトー・プルトニアに向かうエピソードである。なお、議員の中でも特に若いようで、チー・チョー書記長からは「君が生まれる前から私は惑星を統治していた!」と押し切られ、議員としての立場を軽視されていた。それでも彼が先住部族であるタルズとの衝突で命を落とすと、代わりにパントラ代表としてタルズの部族長と交渉を行い「民のために死ぬことは尊い犠牲です。しかし民のために生きるのはそれ以上に尊いこと。私は民のために生きる。あなたは?」と問いかけ、タルズのしきたりに倣って自ら槍を足下の地面に突き刺すなど気骨あるところを見せた。
その後もベイル・オーガナなどと同様、パドメ・アミダラに協力する穏健派・良識派の議員として度々登場しており、「CW」season3第4話では彼女とアソーカ・タノが主人公を務めるなど、かなり優遇されている。また、アソーカが反逆罪と殺人罪で起訴された際には陪審員を務め、彼女を庇った。
帝国樹立後も変わらず帝国元老院議員として活躍しており、クローントルーパーのストームトルーパーへの置き換えが押し進められる帝国にあって、クローントルーパーの権利と福利を守ろうとする数少ない良心的な議員として活動。クローン廃止を訴えるランパート中将に真っ向から異議を唱え、自らも直接クローントルーパーに会いに行き意見を聞くなど精力的に活動した。
後年、トルーパーの多くが帝国の庇護下でホスピスなどで余生を過ごせたのも、彼女の尽力があってこそと言えるかもしれない。
関連タグ
※「バッド・バッチ」season2まではこちらが日本語表記として使われていた