概要
声:田村ゆかり
双葉のような髪型が特徴の少女。
好きなものは甘いもの。嫌いなものはオバケと暑苦しいこと。
作中
のび太が誕生日プレゼントのために、ジャイアンとスネ夫から裏山で虹色にかがやくチョウを見たと聞き、それをつかまえてプレゼントにしようと思いつく。
ところがそれはジャイアンたちがついたウソだった…。
落ち込んだのび太が帰宅すると、ドラえもんが庭で潜水艦のようなものを修理していた。ドラえもんによると、それは潜水艦ではなく潜地艦という秘密道具で、地中を水中のように進むことができるのだという。
すると、突然2階ののび太の部屋の窓から、お面をつけた少女が落ちてくる。
しかも、その少女とドラえもんの手がリングで枷としてつながれてしまい大変!
2人がおどろいていると、その謎の少女は未来の博物館にあったペンダントを盗んだため、警備隊に追われていたところをドラえもんやのび太達が暮らしている21世紀にやってくるが、ドラえもんやのび太と出会った際に自分を「テルル銀河のガーネット星系から来た天才科学者」と名乗り、宝探しに同行させた上で自分を追って来た警備隊を「宝を横取りする悪い奴ら」だと語り、そのまま潜地艦を発進させてしまう…。
彼女は「あなたたちは、今から私が行く宝探しのパートナーに選ばれたのよ!」と言う。ドラえもんはラピスを怪しむが、ラピスが話す宝の中に虹色のチョウがいると聞いたのび太は、大乗り気! 2人は、彼女の宝探しを手伝うことに…。
一方、兄にプレゼントを届けにやって来たドラミは、未来の警備隊長(声:乃村健次)からドラえもんたちが凶悪犯に誘拐された可能性があると聞き、警備隊と共にドラえもんたちを追うことに。
ネタバレ注意!
盗んだペンダントは実は自分のものであり、昔星々の研究の帰りに地球に立ち寄ったときになくしてしまい、助けを待っている間にペンダントが美術館に展示されていたが、返してもらえず止むを得ず取ったという。そのことを知ったドラえもん達の協力もあって探していた宇宙船を見つけ出し、最後はドラえもん達に感謝の言葉を言い残し、宇宙へと飛び去って行った。
余談
ちなみに、「ラピス」という名前も「スピネル」という名前も宝石の名前を意味している。