プロフィール
概要
本作の主人公。
埼玉県所沢市に住む少女で年齢は不明だが恐らく10代半ば。
実家は喫茶店を経営しており、家族は両親と飼い犬のムクの3人と1匹暮らし。
本名は「モリサワ リコ(森沢 璃子)」であることがBlu-rayの特典などで確認できるが、自己紹介時を除いて、本編では一貫して「リコ」としか呼ばれていない。(漢字表記に至っては全く示されていない)
親友のマナと買い物に池袋へ出かけた際、ショッピングモールでLBX・アサシンを手に取った瞬間、偶然時空震に巻き込まれて荒廃する別世界に転移し、しかもそのままアサシンの力を宿す装甲娘になってしまう。
その後は帰る術も無い為、そのまま「遊撃隊」の面々と行動を共にすることになる。
人物像
一人称は「私」。
基本的に明るいが、年相応にマイペースで思い込みや感情の浮き沈みも激しい。
良くも悪くも人懐っこく、人との距離を不用意に詰め過ぎてしまって相手を怒らせてしまうこともあるが、自分の悪い所を指摘されれば直ぐに謝って改める等、反省することを欠かさず、自分なりに周囲の信頼の為に尽力できる一種の誠実さも持っている。
また、そのような性格から周囲を和ませる雰囲気の持ち主でもあり、それまでどこかビジネスライクな雰囲気だった遊撃隊は彼女が加わって以降、今まで以上に隊員1人1人の心の距離も縮まっていき、仲良しグループのような連帯感が生まれていくことになる。
東京に少なからず憧れを抱いている一方で、その複雑な路線に苦手意識を抱く等やや地方の気が抜けずにいる。
LBXの普及している世界では珍しくそれらにあまり興味がなく、明らかに形の違うそれらも「全部同じに見える」と内心苦言を呈しており、故にLBXマニアのマナの熱量にはやや圧倒されている。
アサシンを手に取ったのも、マナに押し切られて父親への土産として「お楽しみ袋」(福袋のようなもの)を買い、その中のキットに偶然手が伸びただけに過ぎない。
本人の趣味趣向はスイーツの食べ放題等女子らしいもの。
「人の名前を覚えるのは得意」と自負しているが、実際は微妙に間違うことがよくあり、本人も自覚している。
御家柄か料理が得意。
ユイやキョウカ程ではないが食い意地の張っている部分もあり、Episode7ではアタックファンクションを使って極限の空腹状態の面々と一緒に手打ちうどんを食べまくった結果太ってしまい、LBXユニットを着こなせなくなってしまった。(他の面々はまだ分かるが、リコだけは空腹状態では無かった為元々から旺盛な食欲の持ち主だと分かる)
夏風邪をこじらせて修学旅行に行けなかった苦い思い出があり、戦いの為とは言え全国津々浦々を巡る旅暮らしは彼女なりに楽しく感じている。
反面、歴史は疎い。
今まで戦いとは無縁の生活を送ってきたため、戦闘センスは皆無。
おまけに自分が身に纏う力と正反対にコルク銃の弾すらまともに当てたことがないレベルで射撃は苦手であり、上記の欠点と相まって初戦では全く命中させられずに弾切れを起こすという散々な醜態を晒してしまう。
オリジナルがそもそも最前線でバリバリ戦うタイプではないこともあり、当初は黒星が続いていたものの、旧京都エリアでの上位ミメシス・ゴールドとの戦いで殿を務めた際、偶然も重なったとはいえ初めて自分の射撃で勝利を収めることができた。
『装甲娘 ミゼレムクライシス』において
ダンボール戦機シリーズの世界線を描いた装甲娘の後継作品「装甲娘 ミゼレムクライシス」に参戦。
世界線が異なるため、本来は出会うはずがないリコがどのような形で登場したのだろうか?
それは隊長がミゼレム討伐に参加している時、突然空からLBXユニットを装着したリコが落ちてきたのである。
Episode 06にてスイッチ輸送で瀬戸大橋を渡っている最中、ミメシスの攻撃を受けた際に周りの風景が歪んでミゼレムクライシスの世界に飛ばされてきたとのこと。まさかの2度目の異世界転移である。
当初、隊長とリコはそれぞれの情報を理解できず混乱。
そんな時に襲ってきたミゼレムにリコが撃退を試みるが、攻撃を外してミゼレムの攻撃を受けて気絶してしまう。
アテナス特殊警備に保護されたリコは、気絶した翌日に目を覚まして、隊長に事情を話し、帰る場所がない事を知った隊長がしばらくアテナスに留まることを提案し、リコはそれを了承した。
ミゼレムクライシスの世界に来てから装甲娘戦機の世界のみんなと一緒にミメシスと戦うリアルな夢を見るようになる。
これは後の調査で推察されたのだが、リコ達が運んでいたスイッチが誤作動を起こし、近くにいたリコがミゼレムクライシスの世界に飛ばされたのだが、実は装甲娘戦機のリコは消失したわけではなく、装甲娘戦機の世界とミゼレムクライシスの世界にリコが同時に存在している可能性が高いとのこと。
そのため、見ている夢は装甲娘戦機の世界でのリコの行動ではないかと考えられている。
また、次元転移者は不安定な存在で、ふとした拍子で元に戻れる可能性がある。
こうした事情なので、しばらくはミゼレムクライシスの世界でミゼレム討伐に参加し、装甲娘戦機の世界の仲間に「世界を救ったんだよ」と胸を張って言えるように頑張ると心に誓った。
戦闘能力に関しては、当初は素人同然の射撃能力だったが、アテナスの訓練でだいぶ良くなってミゼレムに弾が当たるようになった。(隊長曰く、訓練無しでいきなり戦うのは無茶だと言われており、リコが下手だったというより周りの戦闘能力が異常だったと考察できる)
ミゼレムクライシスの世界での戦闘では、アサシンのLBXユニットの姿で戦闘しているが、LBXユニットではなく、LBXユニットの内部解析で出てきたアサシンのデータを元にLBCS化していて、ネイトを使用せずに変身できる。
リコが元々いた世界とミゼレムクライシスの世界は、まったく異なる世界で、リコの実家がなかったり、リコの世界では瀬戸大橋・香川県・桜区と呼ばれて地名・建築物が、ミゼレムクライシスの世界では、セト大橋・カガワシティ・サクラエリアと呼ばれていたりする。
ミゼレムクライシスの世界でリコが着ている服はアニメで着ていた私服ではなく、アテナスで余っていた支給品の制服だったのだが、何故かリコが学校で着ていた制服と全く同じデザインだったりする。
ゲーム内でのプロフィール
キャラクター性能
スペック | |||
---|---|---|---|
初期レアリティ | ★★★ | ||
物理属性 | 衝(ユニットのソートボタンでは衝撃) | ||
ウェポンタイプ | 両手銃 | ||
ポジション | 後衛 | ||
バロメータ | 必殺タイプ | ||
スキル | |||
必殺ファンクション | 効果 | 待機時間 | |
圧縮弾 | 敵単体に360%の射撃ダメージを与え、味方全体に斬・貫・衝属性ダメージアップを付与する | 32 | |
連携ファンクション | 効果 | ||
コンビネーションパニッシュ | 敵全体に射防ダウン43%を付与し、敵全体に25%の射撃ダメージを与える | ||
EXスキル | 効果 | 発動条件 | 必要コアパーツ |
ゴッデスモード | 本ユニットが使用した必殺ファンクション又はアシストファンクションの待機時間を短縮 | 戦闘が長引いた時 | 「ポセイドン」3個 |
2021年2月16日から期間限定で入手できたユニット
必殺ファンクションは、全物理属性のバフを上げるため、物理属性が複合した編成で活躍が期待できる。
本ユニットの必殺ファンクションと類似した能力としては、ブルド(ウメヅ トモエ)の必殺ファンクションがあり、そちらも味方全体の全物理属性のダメージ量が上がる。
違いは本ユニットの効果が50%上昇するのに対し、トモエのユニットの効果が75%上昇とこちらがやや低めな数値だが、待機時間はトモエのユニットの1/2ほどの32であり、さらにEXスキルで待機時間が短縮されるので、使用回数ではかなり有利で、効果だけならトモエのユニット、多数使用する場合は本ユニットが有利となる。
関連動画
関連タグ
カップリング
関連人物
山野バン、大空ヒロ、瀬名アラタ:ダンボール戦機シリーズの歴代主人公。
桜内梨子、リコ(妖怪ウォッチ):中の人及び名前繋がり。妖怪ウォッチの方はレベルファイブ繋がり。
矢沢リコ:ダンボール戦機のキャラクターで同じ名前繋がり。