リック・バックナー
りっくばっくなー
CV.草尾毅
56話で登場。
自分が所属する地元の球団「シカゴカーチス」は身売りの話が出ているほどの負けが続いており、球団のオーナーから「今日の試合で負ければ身売りが決まる」と宣告される。しかし、その買収先がコングファミリーの息の掛かった企業であり、ダミアン・コングの部下達はカーチスを負けさせる為に四番打者であるリックを殺そうとしていた。本拠地であるリグレーフィールドへ急ぐ途中、ラビがハンターに狙われていたところを(偶然とはいえ)助ける形で颯也達と出会う。マフィア達を警戒し立ち往生していたところをピエタ・バローネに助けられ、彼が運転する船に乗って球場へ向かう途中、ラジオで流れていた試合実況(対戦相手であるブレークスのラフプレーを審判が咎めない)に腹を立てると同時に球団の仲間のことも心配していた(なお、ブレークスと審判がコングファミリーに買収されていたことに対してはキャリーも『なんて汚いやり口なの』と腹を立てていた)。
その途中、マフィアの妨害に遭うが相手が投げてきた手榴弾を投げ返した颯也に感心しながらも、なんとか球場に辿り着く。しかし、チームのメンバーはラフプレーによる怪我で満身創痍になっており、控えの選手も残っていないうえに9回裏は既にツーアウト(その上、2点差もついていた)となっている最悪の状況に陥っていた。
チームを救う名案として颯也達と合流していたシグマ・レッドウィングをバッターボックスに立たせ、ヒットを打たせる事に成功。そして今度は自分自身がボックスに立ち、打とうとしたが相手ピッチャーのデッドボール(ほぼ反則の変化球)を喰らってしまい致命傷を負ってしまう。
万事休すかと思えたが、シグマの盗塁ダッシュに加えて自分の次に立った颯也の打ったボールが相手にとって致命傷(全身守備が仇となる)になり、2人の頑張りを無駄にしない為にも全力で走り同点に持ち込む。更に颯也のランニングホームラン(リックは最初、戻るように指示していたがミッションの時間が迫ると同時にハンターも来ていたのでそのまま走り抜けた)で3-2のサヨナラ勝ちとなりカーチスはコングファミリーの魔の手から逃れることができた。
(ミッションクリアの報酬である)輸送ヘリに颯也達が乗り込み、飛び立った時は帽子を振りながら彼らを見送っていた。