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リーヴァ(STARWARS)

りーゔぁ

映画「STARWARS」のスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」に登場した女性尋問官。通称「サード・シスター」。
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演:モーゼス・イングラム

(日本語吹き替え:村中知)


概要編集

SF映画「STARWARS」のスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」に登場した銀河帝国に仕えるジェダイの教義を捨て去った元ジェダイ、尋問官に所属する女性。通称サード・シスター

大尋問官同様に元ジェダイであるはずなのだが、特筆すべきはその年齢。明かに他の尋問官たちより若く、帝国建国から10年後の時点で20代くらい(もしかするとそれより若い可能性もある)と思われる。そのためか、他の尋問官に比べて感情的で手柄を焦る場面も多い。

なお、互いに蹴落とし合うのがデフォな尋問官同士の間柄とはいえ他の尋問官たちから口を揃えて「下賤の生まれ」と蔑まれているというかなり異例の立ち位置にある。

また、異様にオビ=ワン・ケノービに執着しており、作中でも彼を執拗に追いかけそれ以外の元ジェダイは基本「雑魚」扱いである。


彼女の謎編集

「オビ=ワン・ケノービ」作中第二話で明らかになった謎。それはダース・ベイダーの正体がアナキン・スカイウォーカーであることを知っている」ことである。

新三部作や「帝国の逆襲」を視聴済みファンにとっては最早周知の事実ではあるだろうが、作中の人物にとってはこれは銀河中探しても数名しか知らない事実なのである。知っているのは彼をダークサイドに引きずり込んだ元凶たる皇帝、その腹心であるウィルハフ・ターキンくらいであり、あとは独自の捜査などで真相を知った元ジェダイや帝国軍士官などの極々少数の例外を除いて銀河の誰も知らないことであった。アナキンと誰よりも親しかったオビ=ワンですら、リーヴァに明かされるまでアナキンはムスタファーの戦いで死んだものと思っており、帝国内部でも唐突に登場した甲冑に身を包んだ偉丈夫であるベイダーは「誰だお前」扱いなはずだのだが...。


関連タグ編集

STARWARS オビ=ワン・ケノービ(テレビドラマ) 尋問官
















































ここから先、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」ネタバレ注意














彼女の正体。それはベイダーによるコルサントのジェダイ聖堂襲撃を受けた際のイニシエイトの生き残り。当時彼女たちは女性ジェダイマスターの指導のもと、聖堂の尖塔の一つで訓練に励んでいたのだが、そこにジェダイ抹殺の命令を帯びた501大隊が突入。即座に反撃に転じたジェダイマスターに導かれて脱出を図るが、部屋を出たところでマスターが飽和攻撃で戦死。遺されたイニシエイトたちはなんとか脱出を試みるのだが、その時廊下の向こうから向かってきた黒いローブの男が

その姿を見たイニシエイトたちはさぞかし安堵しただろう。

「クローン戦争の英雄、マスター・スカイウォーカーが助けに来てくれた」と。


アナキン・スカイウォーカー

彼が、その青い光刃を自分たちに振り下ろすのを見るまでは。


友人たちが次々に斬り捨てられるのを目の当たりにした幼いリーヴァは恐怖心に震えながら彼らの死体に紛れることでベイダーの目を欺きなんとか生き延びる。

彼女がベイダーの正体を知っていたのはアナキンがベイダーを名乗り始めた直後にその姿を見たから。そして、オビ=ワンに執着しているのは、アナキンのマスターであり、彼を止められたはずの彼が聖堂襲撃時にいなかったことを恨んでのことだった

そして友人たちを虐殺したベイダーへの復讐心を秘めつつ、彼を倒すためにリーヴァは尋問官となる。彼女は手柄を立てることでベイダーに取り立てられ、彼に近づくことで暗殺することを画策。だが、多くの取り巻きに囲まれているベイダーを襲撃するのは並大抵の策では通用しない。

彼女は辛抱強く待ち、自分が新たな大尋問官になったことでベイダーをオビ=ワンを追い詰めた現場に同行させることに成功し、オビ=ワンへの執着ゆえ前線に突出しベイダーを孤立させることに成功。

オビ=ワンを取り逃がし、呆然とするベイダーに渾身の一太刀を加えた...はずだった


しかし、ベイダーは彼女が聖堂襲撃の際の生き残りであることなどとっくに気づいており、リーヴァの決死の斬撃はベイダーの片手でいとも容易く受け止められてしまった。それでもなお憎悪をたぎらせたリーヴァは尋問官用のダブルブレード・ライトセーバーで果敢に斬りかかるがベイダーは自らのセイバーを抜くことなく全ての斬撃を見切り、彼女の双刃を二つに折ってそれを手にして戦い、彼女に重傷を負わせた。ベイダーが本気を見せることなく、また謀殺しておいたはずの大尋問官が健在であることを知ったリーヴァは傷の痛みにうめきながらその場に放置された。


だが、偶然その場に置き去られていたベイル・オーガナ議員からの極秘通信から、砂漠の惑星タトゥイーンにオビ=ワンが守る「あるもの」の存在を知り、激痛に耐えながら「自らの信じる正義のため」タトゥイーンへと向かう。

そして、ルークを見つけ出した彼女は彼の住むラーズ家を襲い、近くの谷に逃げ出したルークを捕まえ殺そうとするのだが、殺そうとした瞬間ルークを殺そうとする姿が、かつて自分達を切り殺したベイダーと重なり、どうしてもセーバーを振り下ろすことができなかった。

そしてベイダーとの決闘を生き抜き駆けつけたオビ=ワンのもとにルークを連れ帰ると、自分がルークを殺せなかったことと、仲間たちの無念を涙ながらに吐露。そして、オビ=ワンから「もはや君は尋問官じゃない」と言われたことを受け、ライトセーバーをその場に残し何処へとなく去っていった。


負けを悟り自害した大尋問官、元マスターと和解しかけた直後にベイダーに粛清されたセカンド・シスター、「ジェダイ」との決闘で命を落としたフィフス・ブラザー、セヴンス・シスター、エイス・ブラザーと異なり、リーヴァは命を落とすことなく尋問官ではなくなったうえで退場という極めて珍しい結末を迎えた。

なお、その後の彼女の動向については2023年2月現在も不明。


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