概要
タイトーが1979年11月に販売したアーケードゲーム(「タイトーメモリーズ 上巻」では1980年と誤記されている)。開発は「スペースインベーダー」の開発者でもある西角友宏。
開発の発端は、Atariが1979年8月に販売した月面着陸をモチーフとしたビデオゲーム「ルナランダー」で、難易度高めであるこれをプレイした西角氏が、もっと易しくて分かりやすいゲームを作ろうと思ったのが切っ掛け。
ルナランダーの販売が8月であるから、約3ヶ月で開発から販売にまで至っている。
ゲーム内容
左右2方向レバーと1ボタンで、救命艇を操作する。
まず月上空から救命艇を母船より落下させ、左右から流れ来る星を左右移動と逆噴射ボタン(燃料制限あり)を駆使して避けながら下降し、遭難者の待つ3ヶ所のランディングポイントに着陸させる。
無事に着陸して遭難者を救出すれば今度は上昇し母船に戻ることになるが、星だったものが一転UFOに変化する。左右移動しながら下に向けて攻撃してくるそれを、ボタンで攻撃しつつ搔い潜りながら母船にまで戻れれば成功となる。