概要
王冠(クラウン)シリーズの1つである紫の王冠、ファナティック・ヴィオラのマスター。
和ゴスを身に纏った紫のロングヘアと眼鏡がトレードマークの少女で、王冠の代償で精神が侵されている影響で常人には理解しがたい言動や、相手の目を綺麗に抉り取る事に快感を覚える殺人狂と成り果てており、神出鬼没に現れては死体の山を気づき上げる為に“狂乱の淑女”と呼ばれ恐れられている。
加えて戦闘力も高く、王冠の力によりどんな致命傷を受けても決して死なない体である為、彼女と遭遇して生き残ること自体が極めて困難(ちなみに本人は死にたがっているような素振りを見せる事もあるが、本心からそう願っているのかは不明)。
古代機体(レガシィ)を買い求める為にニアたちと闇市に赴いた冬夜と対決。その際に自分を退けた彼を気に入って強く執着する様になり、怖いもの知らずの冬夜が唯一苦手とする彼の天敵ともいえる人物でもある。
フレイズたちの襲撃から“神魔毒”を浄化する為の聖樹の護衛をする代わりに冬夜を連れてくるという条件で一時彼らに協力。護衛終了後、待ちきれずにバティストが開いた『ゲート』を通ってブリュンヒルド城を襲撃するが、諸刃と狩奈の2人(2柱)に撃退され投獄される(なお、事情を知らなかった2人からは当初、冬夜にふられた腹いせにヒステリーを起こして襲ってきたのではないかと疑っていた)。
ユラ率いるフレイズの侵略を退けた後、冬夜に王冠の能力を弱体化させた上で「感謝が快感になる呪い」をかけられて解放された。
なお、その時に行った学校に通う子供たちの交流の際に子供たちに好かれていたのをフィアナが気に入り、ブリュンヒルド公国の国営学校職員に採用されることとなった。