この記事はネタバレを含みます。
概要
皆殺し編オープニングで何者かによって明かされた、昭和58年6月に起こる惨劇のルール。
作中では、『古手梨花を永遠に昭和58年6月に幽閉する3つの錠前』と表現されており、それぞれが相互に作用している。
ルールX
どの世界線でも発生するが、適応者はランダム。
※祟殺し編においては、沙都子を守るために鉄平を殺害する人物が圭一であったり、レナであったり、詩音であったり定まっていない。梨花自身が立ち向かったこともあるが、返り討ちによって逆に殺されてしまい、失敗に終わったことが、梨花の口から明かされている。
(北条鉄平が雛見沢に戻って来ること、祟殺し編自体がレアケースで、上記のことをふまえると、梨花は少なくとも、祟殺し編を4度経験していることになる。)
ルールY
何者かによる古手梨花の死※1
雛見沢大災害※2
何者かの強い意思によって確実に発生し、ルールXを誘発。(但し※1、※2は例外あり。)
※1綿流し編、目明し編ではルールX、自殺による死。祟殺し編では鉄平からの返り討ちによる死。
※2 綿流し編、目明し編では、詩音(真魅音)の意思(が何者かの意思の強さを上回ったこと)によって発生しない。
ルールZ
『園崎ブラフ』
『祟りシステム』
梨花が生まれる前からも存在し、もっとも根深い問題。村の因習。ルールY・Xを誘発。
余談
- XYZは数学において変数でよく使われるため、梨花をとり巻く惨劇の運命は「変えられる」ことへの暗示だとされる。
- 『錠前』と表現されているだけあって、一度破られたルールは作中、再度発動はしていないが、現実的に考えるとX・Yは、解決後も向き合っていかねばならない課題かもしれない。