機体データ
型式番号 | FF-S5 |
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所属 | 地球連邦軍 |
開発 | 地球連邦軍 |
生産形態 | 量産機 |
全長 | 16.6m |
全幅 | 不明 |
全高 | 不明 |
全備重量 | 18.7t |
武装 | 30mm2連バルカン砲×4、各種ミサイル |
概要
型式番号FF-S5。
雑誌企画『MSV-R』に登場。
セイバーフィッシュの後継機となる空間戦闘機として、一年戦争中に開発が行われた地球連邦軍の戦闘機。
「機体をコンパクト化しつつ、コア・ファイターと同等かそれ以上の総合性能を発揮する」というコンセプトの元に開発は進められ、火器管制装置(FCS)や機動性能などを既存機から見直すとともに、大出力の改良型エンジン3基を装備することで目標性能の85%を実現させている。ただし、大気圏内での航続性能には難があった。
武装は機首の30mm2連バルカン砲4基のほか、各種ミサイルを装備することが可能。
機動艦隊所属の宇宙空母などに配備された基本型であるFF-S5のほか、航続性能の問題を解消するためかエンジンを大気圏内専用のものに換装したFF-S5C、コックピットを複座化したFF-S5Dなどのバリエーションも開発されている。
試作機は一年戦争末期に完成したものの、ジムなどのモビルスーツ(MS)の開発・生産が優先されていたため、量産開始は一年戦争後の宇宙世紀0080年までずれ込んでいる。量産は第1次と第2次の2度に分けて行われ、第1次生産機のみで300機以上が製造された。
24の飛行隊に配備されたものの、その全てがわずか約4年半で退役している。本来の想定にあったセイバーフィッシュの代替も不完全に終わっており、セイバーフィッシュは宇宙世紀0096年に至るまで一部部隊で使用され続けることになった。
そのためか、グリプス戦役期には新たなセイバーフィッシュの後継機としてダガーフィッシュが登場している。