レギオス(機甲創世記モスピーダ)
れぎおす
「機甲創世記モスピーダ」に登場する可変戦闘機で、ロボット兵器としての性格も併せ持つ。
モスピーダなどのアーマーサイクルをコクピットの後ろに収納出来る。
「超時空要塞マクロス」シリーズに登場する可変戦闘機「バルキリー」と同様に、3タイプに変形するのが特徴。なおアーモソルジャー形態の全高は10mほどで、12mあるバルキリー(VF-1)と比べて一回り小さめのサイズであるが、小型ミサイルを「内蔵」していたり、単独で大気圏離脱可能など、バルキリーよりも高性能である。
本来は予定に無かったのだが、スポンサーからの要請で仕方なく登場させる事になった代物。
お陰で常にHBT欠(GAS欠)で困る羽目に(地表が舞台の本作において宇宙戦闘機が本気をだしたら1話で目的地(リフレックスポイント)に到着してしまうため)。
- アーモソルジャー
- メイン画像の人型形態。
- アーモダイバー
- 中間形態で、早い話がガウォーク。翼を畳んでいるが飛べる。
- アーモファイター
- 高速度飛行形態。
AFC-01H レギオス・エータ
青系の機体色を持つ指揮官用レギオスで、頭部はツインアイのカメラを持つ。劇中では主にスティック・バーナードが搭乗し(そもそもスティック自身が火星から乗って着た物)、TVシリーズ全般を通して使われていた。スティックの他にレイやイエロー・ベルモントらが使用することもあった。
AFC-01I レギオス・イオタ
一般兵士用。緑色の機体色で、鶏冠状のプレートとモノアイの四角いゴーグル状のカメラ付き頭部を持つ。
劇中では主にレイとイエローが搭乗。
地球人主人公のレイの専用機になったというだけでなく、OPでファイター、ダイバー、ソルジャーという3形態全てを披露しており、その意味ではエータよりも主役級に扱われている。
AFC-01Z レギオス・ゼータ
赤系の機体色を持つ、宇宙空間よりも大気圏内での戦闘に主眼が置かれた強化型。上記2機とはカラーパターンが異なり基調色である赤の部分が多い。作中ではフーケ・エローズが搭乗した。
頭部はエータ同様のツインアイ式で、イオタのような鶏冠状プレートを有している。
第一次降下部隊の失敗から人的不足に陥った火星基地(マルス・ベース)への増援部隊として木星衛星基地(ジュピター・ベース)から追加配属された部隊が使用した強化改良機、と設定されている。
AFC-01X ダーク・レギオス
その名の通り暗いグレーで塗装された、第三次地球奪還軍の主力。HBT反応の機外への放出が抑えられ、インビットに探知されにくくなったステルス機である。マニピュレータは3本爪型に簡略化され、マルスベース開発のレフレックス・ポイントのシールドを破れるシンクロトロン砲を搭載する。設定書の段階では「ブラックレギオス」だった。
主要武装であるシンクロトロン砲は、アーモソルジャー時には担ぐ形で使う。頭部はエータのような形状に、イオタのような単眼カメラとなっているが、イオタの四角に対し、こちらは円形のモノアイという違いがある。また前3種にあった、ダイバー、ソルジャー時に頭部右脇に付くセンサーもオミットされた。