レッセムサウルス
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れっせむさうるす
レッセムサウルスは、三畳紀に生息した最大級の恐竜の一つ(メイン画像右)。
アルゼンチンの三畳紀後期末の地層、ロス・コロラドス層から発見された竜脚形類の1つ。共存した恐竜にはリオハサウルスがいる。
属名はアメリカのサイエンスライターで「恐竜ドン」の愛称で知られるドン・レッセム氏に由来する。種小名サウロポイデスは、のちの時代の竜脚類に似た特徴を備えていた事から「竜脚類に似たもの」を意味する。
化石は部分的な頚椎と胴椎、骨盤を含む四肢などが見つかっているが、脊椎の神経棘は高く隆起しており、後の時代の竜脚類と共通している。
肩甲骨は96cmに達し、三畳紀の恐竜としてはかなり大型であった。推定全長は研究者によってばらつきがあるが、小さく見積もっても9m、最大で18mとカマラサウルスに匹敵した可能性が示唆され、三畳紀の恐竜では最大級の1つとされる。
分類は当初メラノロサウルスに近縁とされたが、近年ではより進化したレッセムサウルス科に分類されている。
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