"Royal Flush Gang" のカナ表記。
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"Royal Flush" は日本では「ロイヤルストレートフラッシュ」と表記されることが多いポーカーの手役。
概要
DCコミックの世界で長年に亘って活動しているスーパーヴィランの集団。カード(いわゆるトランプ)をモチーフとしている。
初出は『Justice League of America #43 - The Card Crimes of the Royal Flush Gang!』(1966年)で、規模や構成員の変化を経つつ多くのヒーローたちを脅かしてきた。
確率操作の能力を持つエイモス・フォーチュン(Professor Amos Fortune)が護衛として引き連れていた学友のグループが長じて、フォーチュン教授のテクノロジーを利用する犯罪集団となったのが初代ロイヤルフラッシュ・ギャング。
当初はエイモス自身がエース(Ace)であり、キング(King)ことジョー・カーニー(Joe Carny)、クイーン(Queen)ことモナ・テイラー(Mona Taylor)、姓名不詳のジャック(Jack)とテン(Ten)の全員がクラブ(Club,♣)をモチーフとしたコスチュームを纏い、クイーンのみが女性だった。
エイモスがチームを脱退した後、ヘクター・ハモンド博士(Dr. Hector Hammond)が大男のアンドロイドを新たなエースに据えてロイヤルフラッシュ・ギャングを再編、その後のバージョンではワンダ・ウェイランド(Wanda Wayland)という女性がテンを務めた。
『スーパーフレンズ』に登場したロイヤルフラッシュ・ギャングは、首謀者であるエースの正体がジョーカーだった。
DCAUでは設定が一新され、中世から活動していた犯罪集団であるロイヤルフラッシュ・ギャングがその称号を受け継いできたことになっている。
『Batman Beyond』に登場したロイヤルフラッシュ・ギャングに関しては『メラニー・ウォーカー』の記事を参照。
ウォーカー一家のロイヤルフラッシュ・ギャングとは別に、『ジャスティスリーグ』劇中でジョーカーが同名の集団を結成。
構成員は合衆国政府による極秘計画カドマス(Project Cadmus)の被験者として監禁されていたメタヒューマンであり、ジョーカーの指示によってJLAと戦う。
ここでのエースは強大なサイキック能力を持つ少女であり、
pixiv投稿物のモチーフになっているのは大体このキャラクター。
『ジャスティスリーグアンリミテッド』でエースが再登場、ジョーカーの精神操作を脱するがその能力が暴走、自らの新たなロイヤルフラッシュ・ギャングを作り出す。
『バットマン:ブレイブ&ボールド』では南北戦争時代にジョナ・ヘックスと戦っていたギャング集団として登場。
カードに由来する暗号名で呼び合うが、服装は時代相応の普通の格好になっている。
実写ドラマ『ARROW』には、父親がクイーン産業を解雇され、困窮した末に家族ぐるみで犯罪に手を染めた集団としてロイヤルフラッシュ・ギャングが登場。