夫はピナコ・ロックベルの息子、ユーリ・ロックベル。妻はサラ・ロックベル。
二人ともアメストリス人に多い金髪碧眼。またピナコと同じく医者の夫婦。
多くの命がなくなる戦争の中でも、命を救おうとイシュヴァールの内乱の折に、従軍医として現地に赴き、そのまま巻き込まれて帰らぬ人となってしまった。
後に、多くのイシュヴァール人の救命中に、狂乱した男に命を奪われたことが判明する。軍からは敵を救命する夫婦は良く思われておらず、注意勧告を出されていた。
軍の命令で夫婦の様子を見に来たゾルフ・J・キンブリーは、夫婦の所持していた家族写真を見ながら『残念ですね 生きているうちに顔を拝んでおきたかった』と言っていた。