図鑑データ
「逆境に耐える」、「苦難の中の力」。どちらも、わたくしローマンカモミールの花言葉になります。言葉のせいではないでしょうが、没落……もとい、財力も権力も神さまに捧げることとなりました。意味が示す通りの人生になるなんて、不思議ですこと。
概要
2021年4月12日に特別ステップアップガチャで実装された☆6の花騎士。
限定キャラとして実装された都合上、現在においても恒常ガチャ、および通常の選択交換券の交換可能キャラには入っておらず、新規入手が難しいキャラの1人となっている(単独PUのガチャ復刻は年に1回程度。他の同枠の限定キャラも含めた特別引換券付きの復刻ガチャを含めても、確定入手の機会は年3、4回あるかどうか)。
元々はブロッサムヒルの出身で、幼少期は同国のアロゾワール地区という地域で多数の小作人を抱える豪農の貴族だったが、自己紹介で本人が述べている通り「財力と権力を神様に捧げてしまった」ことで家は没落してしまったとされる。しかし実際は、彼女の家のお抱えだった仕立て屋を含めた複数の敵対者の陰謀により貶められたことで没落に至ってしまったことが彼女のキャラクエで示唆されている。
その後は祖国を離れることとなり、現在はバナナオーシャンに身を寄せていて没落期族として相応に貧しい生活を送っている。しかし当人はその境遇を全く苦に思っておらず、むしろ「その苦労があるからこそ今の自分がある」「今の生活も気に入っている」という感じで神に感謝してしまうほど信心深く、良くも悪くも非常に大らかで純粋な性格。
それ故に過去の裕福な生活への執着や現状の生活に対する不満は微塵も持っていない。キャラクエにおいて上記の仕立て屋と偶然再会し、自らも害虫による災厄によってかつての店も財産も全て失いどん底に堕ちてしまったことで、ローマンカモミールの一族を私欲のために裏切って陥れた罪を心底悔いた仕立て屋から土下座で謝罪された際も、微塵も彼を恨むようなことはなくむしろ彼の現状に同情して自ら進んで力になろうとしたほど。
幼い頃に少作人から「土下座はベルガモットバレーの文化」と教えられたことで、現在も土下座を謝罪の意思表示だけでなく丁寧な礼儀やあいさつ、願掛けの作法でもあると誤解しており、ことあるごとに自ら率先して土下座を行おうとする悪癖(?)がある。
上記の通りキャラクエで仕立て屋から土下座で謝罪された際には、相手に対する怒りや恨みが全く無いために逆に困惑して申し訳ない気持ちになってしまい「自分も土下座するべきではないか」と、どう考えても逆効果でしかないことを真面目に考えてしまったほど。現状のストーリーではそういった流れで土下座の実施に至ったことはなく、その話を聞く度に団長が内心安堵している。
家の没落後は貧しい生活をしていたこと、その経験もあって当人が物持ちの良い気質のため下着も幼少期から同じものを使い続けており、大人になった現在もお子様パンツを履いていることを誇りつつも年齢的な面から少し気にして恥じらってもいる。
なおこのお子様パンツは損傷する度に新しい布地で補修することを繰り返しており、今では最早新しい布地の方が多いくらいとのこと。
おねしょ癖
上記の設定だけでもなかなか濃いキャラクターとなっているが、もう1つ彼女の大きな個性として「幼少期におねしょ癖があった」というものがある。
当人は「現在は治ったからもう粗相などしない」としつつも、同時に「絶対という言葉は安易に使えない」と予防線を張るなどかなり自信なさげな様子を見せており、期間限定ボイスの春④では最近してしまった失敗を半ば自白してしまっていたり、夏②では暑さ故に水分を摂り過ぎてしまったことで、安心して眠るために「夜は保険をかける」と発言している。さらに秋②ではまだおねしょ癖が治っていなかった幼少期には家族旅行の際におむつを何枚も持参して出掛けていたことを明かしている。
ログイン時③ではおねしょに限らず頻尿やおもらし癖もある可能性が窺え、ホワイトデー①の内容を鑑みると団長からは性癖的に気に入られている模様。
そんなおいしい設定が18禁版のHシーンで反映されないわけがなく、開花後に見られる2回目の寝室は幼少期ぶり(本人曰く)におねしょをしてしまい、団長に自己申告して「オシオキ」をしてもらうというシチュエーションで展開され、イベントCGでは自前のお子様パンツを見事にびしょびしょにしてしまっている。
なおプレイ内容が「オシオキ」であることからも分かる通り、寝室における彼女の属性は一貫してドMとなっている。
ちなみにこの設定は、ローマンカモミールを含む「カモミール」の名を冠するキク科植物全般の薬効の1つに利尿作用があることが由来と思われる。なお同様の由来で同じようなキャラ付けをされていると思われる先輩と後輩もいたりする。