CV:吉田理保子(マジンガーZ)、藤田咲(真マジンガー衝撃!Z編)
概要
『マジンガーZ』第61話「宿命のロボットラインXの歌」、
及び、
『真マジンガー衝撃!Z編』第13話「初恋? 美少女ローレライ!」に登場した少女。
ラインX1(漫画版及び『真マジンガー衝撃!Z編』ではドナウα1)の開発者、シュトロハイム・ハインリッヒ博士の娘として育てられていた。
父の故郷ドイツに流れる、ライン川の「ローレライ」の伝説に登場する、水の精霊の乙女の名前が由来。
自身も歌が好きで、人気のないところで歌っていた。また、父親とともに山奥の屋敷に隠れ住んでおり、友人が出来ずに寂しい思いをしていた。
歌声に惹かれてやってきた兜シローと出会い、互いに友達になる。
漫画版では、シローの通っている小学校に転校生として登場し、シローと知り合っている。
その正体は、ラインX1(ドナウα1)の電子頭脳となるべきアンドロイド(「マジンガーZ」61話劇中では「サイボーグ」と称していた)。シュトロハイム博士によって製造されたが、情が移った博士に、本当の娘として愛されていた。頭に付けているリボンを取る事で、人間の姿を捨て去り、ラインX1(ドナウα1)と合体。完全体となる。
あしゅら男爵に襲われ、瀕死の状態のシュトロハイム博士からその事を伝えられた。
博士を看取った後、ラインX(ドナウα1)こそ史上最強のロボットであることを証明するという父の悲願を成就させるべく、自らラインX1(ドナウα1)と一体となる。
ラインX1(ドナウα1)と合体後、自らの意思を示し、あしゅら男爵の差し向けた機械獣リバーF9を破壊。その後にマジンガーZと対戦する。
TV版のラインX1も原作漫画版のドナウα1同様に、ローレライとしての意思が宿る人面部が弱点になっている為、マジンガーZの逆襲の前に無残な最期を遂げる結果となった。
余談
スーパーロボット大戦Tでは人質を取ったラダァ・ニーバに対し流竜馬が凄まじいまでの怒りを見せていたがこれに対し
『ローレライの死が竜馬のトラウマになっていた』という説が挙げられている(直接戦うかそうでないかの違いはあるがシュトロハイムは半ば人質を取って戦いを挑んで来たも同然である)。
なお、兜シローにとってはローレライとの出会いは良い思い出として残っている模様。
スーパーロボット大戦30では渓や天海護達とも交流していた可能性がある(彼女達のトラウマになっているかは不明)。