「我らは、これより世界全ての狩り取りを行う。選ばれし者は糧になる事を許そう。選ばれる価値のない者には殺戮と虐殺を与える」(ダージュオブケルベロス)
「さあ、狩りを始めようか!」(FINALFANTASYⅦREMAKE)
概要
CV:中田譲治
FF7の派生作品「ダージュオブケルベロス」に登場するDGソルジャーの首領格で「純白の帝王ヴァイス」という異名を持つ。
「人間をやめる事」を前提とするDGソルジャーの中で圧倒的な強さとカリスマ性を持ち、弟であるネロを始め、メンバーの多くが彼に忠誠を誓っている。
本編のメテオ災害後の3年後である本作において、神羅ビルの壊滅と共に閉ざされたDGの扉が開かれた際に「全生命の刈り取りを始める」と告げ、仲間たちと共に世界に対して宣戦布告した。
戦闘では日本刀とリボルバーを合わせたようなガンブレードを二丁使用する。
作品における行動
CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-
顔出しではないもののネロと共にザックスとの戦いを終えて力尽きていたジェネシスを回収する。
FINALFANTASYⅦ
本編には登場していないがこの時期に自由を欲して、他のDGソルジャーと共に反乱を起こす。
反乱には成功したものの、彼の強さに反乱を恐れた管理者側によって、体に仕込まれていた強力な致死ウイルスが注入されて死亡する。
しかし、体は死亡せずに限りなく死に近い状態となる。
DIRGE OF CERBERUS FINAL FANTASY VII
長い間仮死状態となっていたがフラグメントシステムによってDGのマザーコンピュータをハッキングした宝条に目を付けられ、ハッキングされたことによって彼に体を乗っ取られてしまう。
これは、ヴァイスがオメガを宿らせる程の強靭な肉体で最高の依り代だったことと仮死状態ゆえに簡単に支配できることが理由。
ネロに「ヴァイスを復活させる方法がある」とそそのかして、他のDGソルジャーたちに人間狩りを行わせ、ジェノバに犯されていない『汚れのない純粋な魔晄』を精製させる。
必要な分の魔晄を確保した後、宝条は彼の体を支配に成功。手始めに兄の復活を喜んだネロを斬り捨て、因縁の相手であるヴィンセントと戦う。
この戦いでカオスの制御に成功した彼に敗北したショックで自我を取り戻し、ネロと融合する事によって宝条の自我が消滅、不完全な形ながらもオメガが復活する事になる(宝条は完全な状態を望んだのに対し、ヴァイスはその辺をこだわっていなかったと考えられる)。
その後はオメガの核となり、同じくカオスとして覚醒したヴィンセントと激しい戦いを繰り広げ、最終的には他の全てを巻き込んで宇宙へ飛び立とうとするが、ヴィンセントの捨て身の突撃によって爆散した。
‥‥が、隠しEDにてジェネシスに回収されて何処かへと飛び去って行った。
FINALFANTASYⅦ REMAKE
本編には登場しないが2021年のPS5にて追加される「ユフィ編」にて登場することが判明。
しかし、登場はごく僅かでスカーレットたちにデータを取られただけで実際には弟のネロがラスボスを務めるという形になった(当の本人は特にこのことに関して気にしている様子はない)。
但し、シミュレーションで戦うことができる。
余談
- ゲーム本編では上半身裸だがクライシスコアではソルジャーの制服を着用している(リメイクの予告では、一瞬であるが私服姿らしき映像が出ている)。
- 「地上で最も強い」ということからセフィロスとどちらが強いかでややこしい立場になってしまっている(公式はセフィロスが最強だと公言している)。
- ジェネシスからは「弟」と呼ばれているがこれは彼の因子を移植されていることから(そのため、間接的ではあるがジェノバの因子を受け継いでると思われる)。
関連タグ
ファイナルファンタジー7リメイク:追加ストーリーで登場。
セフィロス:銀髪イケメン、半裸という共通点がある。
ジェネシス:彼の因子を移植されていることから「兄」に当たる。