演:斉藤麻衣
概要
映画「ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア超時空の大決戦」の登場人物で、今作のヒロイン。
新星勉が夜中に見ていたウルトラマンガイアの映像の中に現れ、その翌日に勉のクラスに転校してきた謎の少女。
少々風変わりな態度を見せておりどうせまたすぐ引っ越すからと友達を作りたがらなかったが、勉とガリバー旅行記の話がきっかけで友人になる。
その正体は赤い球の化身であり、球自体は人間の欲望を蓄積するインターフェイスの役割を持っている。
これまで人間の欲望を実現させてきた球の力によって数えきれないほどの世界が破滅していくのを見ており、「何も変わらない」とどこか諦めている様子だった。
しかし、キングオブモンスらによって窮地に陥っても最後まであきらめない勉が光を願い、ウルトラマンティガとウルトラマンダイナを呼び出し怪獣たちを倒すという奇跡を起こしたことで、初めて世界が滅びずに済んだ。
最後まで自分を友達と呼んでくれた勉に自らの消滅を願い、勉が球の消滅を願ったことで「ありがとう。君は未来を守ったんだよ」という言葉を残し、消滅した。
その後、勉のクラスに同じ名前の転校生がやってきた。
超時空のアドベンチャー
超時空の大決戦の20年後を描いた小説「超時空のアドベンチャー」では大人になった勉と結婚し、新星リサとなっている。
勉たちがかつて通っていた小学校の教師になっており、当時の担任教師の「静かにと言ったら静かにする!」も引き継いでいる。
かつての自分と同じく転校してきた謎の少女、八光ミユの面倒を見ることとなったが行方をくらませてしまい……
余談
監督の小中和哉は、書籍「ウルトラマンダイナキャスト&スタッフ証言」にて赤い球は勉が未来に出会う少女の姿を借りていたのであり、勉がこれから守るべき未来の象徴であるとしている。