概要
漫画版「ゲッターロボ號」は、TVアニメ版と異なり、「世界各国でスーパーロボット」を開発しており、それを兵器として運用している」という設定になっている。
プロフェッサー・ランドウの蛇牙城(ベガゾーン)の攻略のために、アラスカ戦線に集結し、ゲッター號とともに熾烈な戦いを繰り広げた。
OVA「世界最後の日」は、それを踏襲。漫画版「號」の劇中に登場した、国会機密連盟のもとゲッターロボ以外の様々な各国のスーパーロボットを、対インベーダーの連合軍の戦力として登場させている。
本項ではそれらを紹介・解説する。
共通しているのは、どの機体もゲッター線を動力源に使用していないため、敵に対して攻撃力や破壊力、決定打に欠ける機体が多いという点である(もっとも、漫画版「號」ではゲッター號もゲッター線未使用なのだが)。
ただ、それでもステルバーをはじめとしてエース級の働きをする機体もそれなりにいる。
一方で、中心人物であるシュワルツが主人公側を激しく敵視しているため(漫画版では大の日本人嫌い、OVA版ではゲッター線で一度世界が壊滅したから)、ゲッターチームとは非常に折り合いが悪く、小競り合いもしばしばだったが、激戦をかいくぐるうちに少しずつ認められていった。
漫画版「ゲッターロボ號」アラスカ戦線参加の機体
ステルバー
ステルボンバー
アメリカのスーパーロボット。当該記事参照。
グスタフH24
ドイツのロボット。上半身がヘリ、下半身が戦車に分離変形する上、上半身を損傷してもさらに小型のメカに変形して脱出できる。パイロットはヒム・シャトナー。
ロボスーンT520
カナダのロボット。下半身が巨大なローラーになっていて、地ならし攻撃を行う。
パイロットは大柄…と言うか百貫デブ(仮にもパイロットなのでそれなりに動けると思われる)なボブとサムの双子、ホスナー兄弟。
「ゲッターロボ大決戦!」では「ロボストーン」名義で登場。
BB5
イギリスのロボット。各国のロボットの中では一番人間的なフォルムをしており、体を回転させて全周囲にレーザー光線を発射できる。
パイロットは同性愛者のリンダ・ティラミス。
「ゲッターロボ大決戦!」には登場せず、同作におけるリンダは潜水艦の艦首から分離する海戦型ロボット・キングダム007に搭乗した。
ビィートT23
アメリカの陸戦専用ロボット。操作性がかなり悪い上に飛び道具が照明弾しかなく、接近しないとまともに戦えない。
バロゾフ8000D
ロシアで製造されたスーパーロボット。
「真ゲッターロボ 世界最後の日」連合軍参加の機体
ステルバー
ステルボンバー
アメリカのスーパーロボット。当該記事参照。
BT(ビート)-23 MKII
ビィートT23と同じ機体。
「世界最後の日」では量産され、日本を含む世界各国で汎用ロボットとして運用されている。飛行ブロックと歩行ブロックが分離する。
BT-46
BT-23の四足歩行タイプ。
宇宙用ビィート
BT-23を日本軍が宇宙用に改造した機体。ロケットブースターを装着し、劣化ゲッターミサイルを装備している。
バロゾフ8000D
劇中でインベーダーに寄生され、メタルビーストと化してしまった。インベーダーの触手のムチや、生体ミサイルを放つ。
ペカーン4型
旧マレーシア海軍のスーパーロボット。
自強70型
雷鉤2400
イ-10号
旧中国軍の陸戦スーパーロボット。
関連タグ
マジンガー軍団:同じく味方サイドのロボット軍団