声:鈴村健一
概要
若くして日本の企業「YMT(ワイ・エム・ティー)コーポレーション」の社長を務める青年。年齢は22歳。
ミリタリー好きで、部屋に戦艦武蔵やゼロ戦、戦車などの模型を飾るほど。企業名の「YMT」は日本が誇る最強の戦艦・大和(YaMaTo)からとったものである。
ヒツギ達が通う天星学院の卒業生でもあり、生徒会長だった。
以下は、物語の核心とネタバレが含まれます
正体
実は彼の正体はマザー・クラスタの幹部「金(きん)の使徒」であり、マザーの命令でアルを確保を目的としている。
衣装は着用する人間に合わせて形を変える「幻創使徒礼装」。
具現武装
彼の具現武装は携帯端末「エメラルド・タブレット」。
萩斗が連想する兵器や恐怖の対象となる動物を、彼が望めるだけ顕現させる代物。本気を出したらその物量で敵対勢力を押し切れるほど強力。
EP4-3で萩斗の意思で自律起動する「ハギト・フェムト」に変異してからは、幻創戦艦・大和のコアユニットとして機能するようになり、更に萩斗自身が制御を放棄しているため不定期に日本近海に現れ、その度にアークスが急行する事態に発展している。最近は強化版と再戦専用のクエストも用意されました。
設定資料集によるとアークスに撃破されハギト・フェムトは消滅したとのこと。
活躍
EP4-1
TV番組のインタビューに答えており、自分のミリタリー愛をひたすら語りまくっていた。
それを見ていたヒツギは彼の事を「オタク」と称していたそうだ。
EP4-2
最新作のアプリをヒツギ達にテストさせたり、天星学園の生徒会室にも顔を出したりしていた。その後、ひそかにコオリと接触し何かを指示したようである。
そして、ヒツギがコオリによってグラウンドへ連れられた時、自分がマザー・クラスタ金の使徒である事を明かし、マザー・クラスタの強大さや具現武装の事を語った後、アルを確保すべく幻創種を呼び出す。
しかし、ヒツギの危機を察知して出現したプレイヤーと、具現武装を発現さえたヒツギに阻まれて失敗。ビジネスと称して撤退する。
設定資料集によれば、最初にヒツギたちと接触した時点でマザーから指示を受けていたとのこと。
EP4-3
プレイヤーとヒツギに敗北した屈辱から、エメラルドタブレットから自立型具現武装「ハギト・フェムト」と、超大型幻創種「幻創戦艦大和」を生み出した。
この時、水の使徒のオフィエル・ハーバートから警告の通信が来るも、ハギトは「あれは僕の手から離れた、後は戦いを見守るだけ」と答え、呆れるオフィエルもどこの風とその場から立ち去った。設定資料集によれば、エメラルド・タブレットの暴走によってエーテルを扱う力の大半を失ったという。その後はマザー・クラスタを離脱したことが記載されている。
EP4-6
EP4-3以降、全く音沙汰が無くなったハギトの件であったが、「何故ハギトを泳がしている?」とアラトロン・トルストイの口から語られ、生存している事が明確になった。
ちなみにPSO2の公式生放送「アークスライブ」でも、スタッフから「ハギトは生存している」と発言しており、出演者の一人が「とあるレンタルビデオ店のバイトをしている」と冗談交じりで言っていた。
EP4-8
アーデム・セークリッドの世界再編(パラダイムシフト)が阻止された後、オフィエルの末路を知って心を入れ替えたのか、YMTコーポレーションの財力を使って慈善事業に専念している。ハギトなりの贖罪らしいが、その手段が金ということにコオリたちに呆れられていた。
作中では天星学園に多額の寄付金を送っており、コオリを困惑させた(コオリ曰く「一度の額が多すぎて分配できない。仕事が大変」)。
しかし、所有していたエメラルド・タブレットこと幻創戦艦大和は現在も太平洋沖に出没するようで、「太平洋沖に謎の黒い影」としてニュースに取り上げられている。
そして2017年5月13日のPSO2 STATION!にて幻創大和の強化版の実装がアナウンスされた。萩斗さん何とか止めてください。
しかし、エメラルド・タブレットが幻創戦艦大和になった際に彼はエーテル制御能力を喪失しており、エメラルド・タブレット自体も彼の制御から離れて個別の存在になっているため止めることは不可能らしい。
・・・・・つかいくらOBとはいえしれっと寮の大風呂に入りに来るとか企業人としてどうなんだ。
EP6-3
EP6の3章2節の〆で唐突な登場(と、一人演説)。…エーテルの制御能力を喪失しているはずなのに、何かを企んでいる様子…。
「あの時のような全てを凌駕していく圧倒的な高揚と成果を……!
想像をさらに超える輝きを、今度は、私自身の手で……!」
EP6-4
地球に多数の閃機種が襲来。応戦するエンガとオークゥの前に颯爽と駆けつけるハギト。
第二のエメラルド・タブレットを発現させ、幻創戦艦・大和を使役して閃機種の群れを次々と撃破していった。
いつ果てるとも知れない閃機種の増援にあえぐエンガとオークゥを呆れさせた。
…とは言え、終の艦隊にぶつけるにはこの上なく相応しい戦力であり、そこをファレグは評価している。
完全に改心しているようで、力を悪用するつもりもなければエンガたちと敵対する気もないようである。
エピローグ
どうやら「金だけ支援」と言うのを気にしていたようで、閃機種襲撃からの復興の際の差し入れの仕出し弁当のグレードを勝手にあげている(普通の弁当をキャビア弁当に。勿論お代は萩斗もち。結局金や物で好意を得ようとしているのでやってることは余り変わっていない……)。
また「被写体の妄想を映像出力する」トンデモアプリを開発。コオリが被験者としてヒツギ…を写そうとして自分を写し、妄想を画像出力(ヒツギからは大ヒンシュク)。
余談
ヒツギ達との初顔合わせの時の不審者っぷりと、レア武器取得の新システムにおける討伐対象になってからは格好の標的になるなど、その弄られっぷりからプレイヤー達から「アークスのおもちゃ-NT」と呼ばれるようになり、ルーサーに次ぐ第二のネタキャラとなってしまった。
「さあ、ひれ伏したまえ! 懺悔の時間だ!!」
公式でもレポートで彼の髪型がファッション部門でランク入りするとパティエンティアからも「友達ゼロの人」と公言されている。
外伝では彼のウザさと魅力が溢れんばかりに詰め込まれているので必見。
なお、最新のドン.キホーテコラボでは店内ナレーションを担当。ちなみにこれまでの店内ナレーションを担当した「マトイ&ルーサー」・「ヒューイ&シエラ」と違い単独でのナレーションとなる。
ドラマCD版
「キャラクターソングCD~Song Festival~IV」では直接の登場はないが、月面基地にアプリを組み込んだカラオケセットを設置している。これはアプリによって使用者の精神状態などを反映して選曲してくれるというもの。
しかし自分で片付けるのが面倒だったのか、命令口調でオークゥとフルに片付けを依頼した。このため二人には愚痴られた。
ファレグの提案でカラオケ大会になるが、オチではハギトに盗聴(録音)されていたことが判明する。怒ったオークゥとファレグは、ハギトのもとへ殴り込みをかけるのだった。
ちなみに録音データはマザーによって速やかに削除された。
「PHANTASY STAR ONLINE 2」~シエラ'sリポート~ に登場。エンガとコオリの合宿先に来ていたところ、謎の幻創種が生み出した幻創空間に閉じ込められ、コオリ、エンガ、オークゥ、フルの4人とそれぞれ理想の夏休みを過ごすことになった。
ハギトはオークゥから「5%(1%)社長」「100%バカ」などコキ下ろされたり、フルからは「貴方みたいな大人になりたくない」と軽蔑されたり、絶叫マシーンにビビリまくるという醜態を晒した。
やたらとリア充アピールをしていたが、この幻創種は夏休みをもっと楽しみたかったという無念から生まれたもので、5人はその思いと共鳴したことで幻創空間に迷い込んでしまったという。
事件解決後はアラトロンから仕事を一つ頼まれるが、面倒ということで最初は拒否。しかしおだてられると簡単に翻意するなど腰の軽い一面を見せた。チョロい。
なお、この時のハギトはエメラルドタブレットを失っているため、エーテルの力を持たないとのこと。
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ルーサー オフィエル・ハーバート:アークスのおもちゃ仲間?