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人形を操る程度の能力

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にんぎょうをあやつるていどののうりょく

人形を操る程度の能力とは、東方Projectに登場するアリス・マーガトロイドの能力の一つである。

概要

東方Projectに登場するアリス・マーガトロイドの能力の一つ。

魔法使いであるアリスが自身の魔法によって形成した魔法の糸によって人形を操るものである。

アリスは人形たちを各種のスペルカードにも使用する他毎日の家事や雑用にも使用しており、人里では人形を使った人形劇を披露したりするなど、弾幕ごっこや日常場面など幅広い場面で応用している。

人形は主にアリス自身の手によるもので、アリスの魔法研究の目標には完全自立型の人形を生み出すことがあるなど、人形研究はアリスの生活や研究の目標とも深く関わっている。

この他アリスについてはテーマ曲である「人形裁判 ~ 人の形弄びし少女」や二つ名の「七色の人形使い」などアリス本人にまつわる様々な点についても人形にまつわる語が用いられた要素が多数ある。

その他の要素については「アリス・マーガトロイド」記事を参照。

稗田阿求曰く

幻想郷縁起」(稗田阿求著、『東方求聞史紀』)によれば、アリスは「 人形を魔法で操り、あたかも生きているかのように見せる芸達者な魔法使い 」である。「 人間が出来る動きの殆ど 」を人形に動作させる事が出来、「 人形に人形を操らせる事 」も出来る他複数の人形に個別の動きをさせたり連携させたりと、「 完全に非同期 」で操作する事も出来る。

人形はアリスの操縦の元にあるため、アリスの意識から外れた個別の自律的行動はとらない。

また魔法の糸は魔法で動作するもので、手そのもので動かすものではない。

加えてアリスの手による人形たちは生きているかのように見えるが、アリスの能力は人形に「 生命を宿らせる能力 」ではないことも記述している。

阿求はアリスが人形を操る様を表現する際「 見た事がある人なら判ると思うが 」と前置きしており、阿求自身もアリスが人形を操る様を見た事がある様子である。

人形はアリスの手作りであり、いずれも「 いたって普通の人形が多い 」とのことである。

人形に人形をつくらせる事はしない様子である。

阿求はアリスが日常生活にまつわる家事全般を人形を介して行う事を指して「 一見楽そうに見える 」としながらも、人形はすべてアリスが操っていることから実際は自分が行っていることに変わりないため、「 全てを操っていると考えると忙しない 」と評している。

また実際に弾幕ごっこでアリスと対峙した際に人形を使用した戦法がどのようなものであるかやその対策などについても阿求なりの考察がある。

なお、アリスは魔法の森で迷った人間などをその家に泊める事があるが、その際もアリスはマイペースに魔法研究や人形の操縦などを続けるようで、その様は「 不気味 」に映るようである。

霧雨魔理沙による考察

先の「幻想郷縁起」における阿求の取材に際しては、霧雨魔理沙は人形をすべて自分で操作するというアリスの言葉について「 嘘くさい 」と評しているが、「グリモワールオブマリサ」には実際にアリスとその人形たちに弾幕ごっこを通して接した魔理沙なりの考察が記述されている。

人形の数についてもスペルカードごとに魔理沙なりにポイントをつけている。

人形を操縦する事に重点を置くが故にアリス本人が強力な魔法を使わない様に言及し、同時にアリスの魔法を高く評価しているなど人形を操るスタイルを通して魔理沙から見たアリス本人についての評価も語られている。

また魔理沙はアリスに出会うと複数の人形を使った弾幕と対峙する事が多い様子である。

なお、同作冒頭では魔理沙が魔法使いとしてのアリスを意識するような記述も見られる。

文々。新聞によれば

文々。新聞(第百十九季 水無月の三刷、『東方文花帖』)では、射命丸文が神社裏手の木々に打ち付けられた藁人形について追ったところアリスに行きあたった様子が報告されている。

アリスはスペルカード戦などにおいても呪符「ストロードールカミカゼ」などで藁人形を使用したスペルカードを使用する。

文によれば藁人形は精巧に作られており、丁寧な造りのそれについて文は「 職人技術の結晶 」と評価している。

取材に際しては三日間の追跡の末に文は実際に藁人形への釘打ちを行っている最中のアリスに出会う事が出来た。アリスは取材に快く応じ、文の取材に応えたところによればアリスは藁人形をマジックアイテムとしても見出しており、さらに藁人形を通して人形の「原点」についても語っている。

そしてこの取材において自身の人形作りの矜持と研究の目標とを語った。

アリスにとってこの釘打ちは魔術研究に通じる一種の儀式的実践であった様子で、その堂に入った気迫に文は気圧されている。

この取材の後の追取材ではアリスは文の依頼に応じて文を「 仕事場 」へと案内し、文はその人形の量に圧倒されている。この際にもアリスは人形について「 全部じゃ無いと思うけど、ほぼ全部は私の作品 」と語っている。またこの追取材ではアリスはかつて見たという「 一人で物を考え一人で動く人形 」について語り、自身の目標について再度語っている。

なお、追取材に際して文は以前の取材の際の釘打ちに使用していた藁人形が「誰」を想定したものであったのかについても尋ねたが、アリスはこれについては語っていない。

その代わりに新しい釘と藁人形が取り出されたため、文も追及しなかった。

また、同記事掲載の写真(挿絵)では、アリスと並んで人形も藁人形への釘打ちを行っている。

加えて同記事に掲載された「博麗神主」寄稿による「 幻想の音覚 」のテーマも「人形の森」(「蓬莱人形」収録曲)であるなど、アリスにまつわる記事は人形づくしの紙面となっている。

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