概要
プロフィール
人物
担当死罪人は杠。
画家になりたい気持ちを抑え、代々仕える山田家の門下となり浅ェ門の業に悩み続けた気弱な侍。
自身の正当性を宗教を学ぶことで求めたが、逆にその姿勢が評価され不本意に段位が高くなる。そんな自分の境遇に悩んでいた最中、罪悪感などものともせず自由奔放に振る舞う杠に出会い、憧れるようになる。
作中で絵が一番うまく非常に博識で、序盤に画眉丸達が島を分析しサバイバルしていく際には大いに助けになった。
同じ段位持ちの佐切と付知とは親しく、三人でよく茶屋に行って団子を愉しむ仲であった。
好きな食べ物は金平糖。絵だけでなく料理の腕もピカイチであり、道場の食当では1番人気である。
(ファンブックより)
結末
※ネタバレ注意
杠や佐切らと“蓬莱”を訪ねた際に天仙の一人である牡丹と遭遇。“氣”を自在に操り自己再生をする牡丹に苦戦を強いられながらも、突きや手首を巧みに使用したフェンシングの様な剣捌きで杠をサポート、佐切や杠と共闘することで一度は人型の牡丹を倒す事に成功するが、その後“牡丹”が“鬼尸解”した際に杠を攻撃から庇って瀕死状態になる。
最後は士遠に牡丹の弱点を教えた後、憧れの人である杠の胸の中で、侍の役目や矜持から開放されて好きな事だけを思い浮かべながらこの世を去った。
彼の死は、生前仲の良かった付知の、命と情への考え方に大きな影響を与えることとなる。
地獄楽の小説「うたかたの夢」の第3話“心動かすもの”では仙汰と杠が島に上陸してから画眉丸達に会うまでのやり取りが、仙汰視点で語られている。彼が自由奔放に振る舞う杠に惹かれていく様が相見える話となっている。
関連イラスト
画像の眼鏡をかけた男性が仙汰。