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天仙

てんせん

「天仙」とは漫画『地獄楽』に登場する、“神仙郷”の“ほうらい”に棲むとされる仙人。(この記事は原作ネタバレを含みます。)
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概要

「天仙」とは、琉球よりも遥か南にあるとされる島“神仙郷”の“ほうらい”に棲む仙人である。


人と植物の生命エネルギー“氣”【タオ】を掛け合わせて生み出された雄雌同体の存在。

皆同じ容貌と声を持つが性格や役割はそれぞれ異なり、陰陽の循環による雄雌の入れ替え、“氣”の操作や増強、肉体の再生が一人で出来る。

体内の“氣”を過集中させると“鬼尸解”という最終形態に変貌する。

戦力は桁外れに上がるが長時間は持たず、また解けた後は“氣”を消耗しきった状態になるため力を失う。

不死の仙人と言い伝えられているが、丹という他の生物から抽出精製した“氣”の補給が必要なため完全な不老不死には至っていない。

各天仙はそれぞれの専門分野を活かした修行を通じて、不死を目指している。


“神仙郷”にあるとされる不老不死の薬“仙薬”を探しに来た画眉丸佐切 ら、死罪人と処刑人達の行く手を阻む。


仙人一覧

メイ以外の天仙は全て蓮の分身であるので、基本彼女と同じ容貌や声、性質を持つが、各々の役割や性格は異なる。

絵が蓮と同じく全員下手である。

メイは他の天仙と異なり陰の“氣”しか持たないため雌の形態だけ持つ。


天仙達のデザインは様々な宗教画から決められた。

天仙の元になった植物達は、作者が独断と偏見をもって選んだ中国文化に馴染みがある花々である。

(ファンブックより。)


花の種類名前神名cv(男性の姿/女性の姿)氣属性
蓮の天仙普賢上帝諏訪部順一/甲斐田裕子
菊の天仙菊花ア閦大帝諏訪部順一/甲斐田裕子
桃の天仙桃花ラトナ大聖諏訪部順一/甲斐田裕子
仏桑華の天仙朱槿如ィ元君諏訪部順一/甲斐田裕子
牡丹の天仙牡丹不空就君諏訪部順一/甲斐田裕子
蘭の天仙准胝帝君諏訪部順一/甲斐田裕子
金木犀の天仙桂花文殊公々諏訪部順一/甲斐田裕子
梅の天仙メイ(地獄楽)-小原好美(女性のみ)

仙術

天仙達は“氣”を操る達人で、技も“氣”を駆使した特殊な技が多い。


方術:戊の位「空詣」

→読み方は「くうけい」。“氣”を駆使し宙に浮く技。

方術:己の位「夜詣」

→読み方は「やけい」。“氣”を極限まで薄めて相手に認識されないようにする技。

「遠当」

→読み方は「とおあて」。“氣”を飛ばし相手に衝撃波を与える。

「錫刺」

→読み方は「すずさし」。“氣”の塊を空から振り散らす。

「鬼尸解」

→読み方は「きしかい」。体内の“氣”を過集中させることによって、戦闘力が段違いに跳ね上がる特殊な形態に変容する。

“氣”の消費が激しく長時間戦うことはできないが広範囲で脅威的な破壊力をもった攻撃が可能となる。

各天仙にそれぞれの鬼尸解の型があり、自身の元になった花が体躯に咲き乱れた、禍々しくも妖しい巨大な化物の様な姿である。


正体(ネタバレ注意)











この先、天仙様達の正体と目的でネタバレ



















太古の中国より不老不死を求めて旅に出た徐福とその一行がいた。

その長い旅の果てに、徐福は死に瀕してしまう。

しかし、彼の妻はそれを受け入れられず、旅の成果から“氣”を用いて、徐福の遺体から魂が離れぬよう保存に成功した。

そして、“氣”の理論なら、いつか徐福の蘇生が可能だと見出し、長い研究の日々が始まる。

その過程で、人の寿命では時間が足りず、徐福の妻は夫と同様に自分の肉体と魂を保存して、花と自分の“氣”で自分そっくりの分身“蓮”を生み出し、研究の続きに当たらせた。

天仙の正体は、徐福の妻が夫を蘇らせるために生み出した者達だった。


別名・表記ゆれ

天仙様


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地獄楽 蓮(地獄楽) メイ(地獄楽) 桃花 菊花

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