概要
プロフィール
人物
切れ長な睫毛が特徴的な山田浅ェ門で試一刀流十一位。担当死罪人は慶雲。
積極性のない冷めた態度だが、実のところは先々を見据えて動く切れ者で肝も据わっている。身体能力は高く、山田家の中でも見切りと受け流しの技は達人の域と称される。
画眉丸に敗れた慶雲の首を斬った後、江戸まで持ち帰ろうと舟に乗るが、島の昆虫の毒に触れて途中で花化してしまう。意識が無い姿を典坐とヌルガイが見つけ、二人の前で船もろとも海中の化物に真っ二つにされ絶命する。読者に衝撃を与える壮絶な最後となった。
源嗣とは入門時期が一緒の同期で悪友である。年相応に女性に対しては積極的で源嗣や十禾と遊郭遊びを嗜む。
出身は広島藩。入門当初は強い方言で喋り、また本編の冷めた性格とは違って威勢がよい元気な子供であった。