佐々木樹々
ささきじゅじゅ
美術部員の二年生。通称「ささっさん」。
出席率の高い美術部員だが、どう考えても軽音部へ入るべき人。毎日アコギを背負って学校へ来る。美術部的な活動は全くしていない。
エレキギターも持っており、いろいろなエフェクター等も買い集めている。
音楽の嗜好はかなり変わっており、音楽プレーヤーで天気予報のBGMをひたすら聞いていたこともあった。
カレーを作るのが好きらしく、親友の栗原を自宅に呼んでカレーを作る「カレーの日」なる内輪イベントを行なっている。栗原は料理は得意ではないが、樹々一人だと材料を買い忘れたりドジをやらかすことが多いので、栗原がいたほうが安心というわけである。もっとも一人で作るときもある。
ちなみにアニメ版では料理が下手という設定に変えられている。
空とは方向が違うが天然ボケ。空より重症で、天然なだけでなく忘れっぽい。
部員の大庭月夜が久しぶりに出席した際は「塚…なんとかさん」などと呼びそうになり、根岸みなもに久しぶりに会った際には、栗原に「根岸くんの妹さんだよ」と言われたあと「苗字はなんだっけ?」と聞いた。輪ゴムを切らして困っている栗原に、ボンドで輪ゴムを作る方法があると言って、ボンドを買いに行こうとしたこともある。
大好きな音楽の分野でも同様で、演奏を始めたまましばらくして歌を忘れていたことに気づき、更にその歌詞も思い出せなかったなどということは日常茶飯事で、忘れていたものを思い出そうとするうち何を思い出そうとしたのかも忘れてしまう。
毛虫が大嫌いで、出ると(あるいは「毛虫だ!」などといって脅かすと)血相を変えて大騒ぎしながら逃げる。毛虫から逃げるのを想像しながら50mを走ったところ5秒77というとんでもないタイムを記録した(現実なら女子50m走の世界記録を更新してしまう)。