何も起きないはずがなく
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なにもおきないはずがなく
「何も起きないはずがなく」とは、とある商業BL作品が元ネタの成句である。
元ネタはBL作家のつくも号作漫画の「7日間。ノンケはゲイに目覚めるか?」という商業BL作品の電子書籍版の広告。
広告のバナー画像が「男同士、密室、7日間。何も起きないはずがなく…」と、アッー!なシーンの上にキャッチコピーが被せられていたため、妙な語呂の良さと汎用性の高さから本来の読者層である腐女子以外にもウケ、なんJなどでも使われている。
pixivのタグとしては、なぜか男性向けのセクシーなイラストや漫画に付けられることが多い。
ちなみに、この言葉をネットで検索するとゴールデンカムイの怪エピソードであるラッコ鍋が出てくるが、これはバナー風に仕立てただけのコラ画像である(そもそも使われている画像が画質の粗い雑誌を直接スキャンしたものであり、元の原稿を所有している公式が使うことはありえない)。ただ作品の知名度が高くシチュエーション的にもピッタリなので、pixivではラッコ鍋のシーンのパロディにも使われがち。
なお公式でも後に連載時の予告アオリとして使われているが、札幌に対立勢力である死刑囚や第七師団が集まってくるという、正に「物語が大きく動く『何か』が起きる前触れ」に使われているので、直接的なパロディではない。