概要
一カラの派生カップリングの一つ。
保健室の先生である一松とバスケ部所属のカラ松という設定の一カラである。
ネタ元
ネタ元は、配信ゲーム『トト子に貢ぎ隊』に登場したコスチューム。
本ゲームにて初登場のコスチュームを見せた六つ子だが、その中で一松は白衣に眼鏡で首には聴診器を提げた医者らしき姿、カラ松はアームスリーブとレッグスリーブを付けた背番号2のバスケ選手らしき姿で登場した。
(余談だがバスケという競技に背番号2は存在しなかったりする)
コスチュームの公式テーマは明記が見つからないため不明だが、この二人の姿を並べた一部のファンが「保健室の先生とバスケ部の生徒のように見える」と「学パロの一種」としての解釈を生み出し、上記のような先生×生徒(ついでに歳の差)というある意味王道の設定が生まれたと思われる。
一番の問題は、一松がドクロのネクタイを付けていたことかもしれないが…………。
書き手によっては「生徒」ではなく「バスケ部顧問」という先生×先生のパターンも存在する。
字面からするとそちらも「保バス」であり、実際に少なからず先生×先生の作品も保バスタグで投稿されてきたが、最近ではそちらの場合主に「保体」とタグ付けされていることが多い。詳しくは保体の記事にあるが、バスケ部顧問というワードから連想してカラ松が体育教師となっている作品が多く、中にはバスケ部顧問とだけあって体育教師とは明言されてない場合や、バスケ部顧問ではあるが体育教師ではない場合も存在するが、そちらにも観覧者によって「保体」とタグ付けされているようだ。
混在してはいるが、現在「保バス」として使用されたタグの大多数は主に先生×生徒を表している。
他にも、上記衣装の二人を医者×プロバスケットボール選手として解釈した場合の「医プロ」というタグも存在する。実際他の兄弟の衣装は職業系であるので、カラ松の衣装を部活動のコスチュームと捉えるよりは、公式が考えていた配役としてこれが一番正しかったかもしれない。
また「医バス」と表記された作品も存在し、こちらは保健医ではなく医者の一松×バスケ部員カラ松を指している。
このように作者ごとの設定によって上記衣装の二人を指すカップリングタグは微妙に異なっているが、もともと衣装の公式テーマは明言されていなかったのでどんな役柄を当てはめていても別に間違いではないだろう。創作者の自由である。
ちなみに
この養護教諭には医師免許は必要無く、養護教諭としての「教員免許」が必要である。
つまり、保健室の先生=医者、ではない。医者というよりも「教師」なのだ。
「保健医」という通称があるが、これはあくまで俗称であり「保健医」と言う職業は存在しない。
また、「保険医」となると、これは「保険医療に従事する医師」という「医師の種類の話」となるのでまた別の話。
なお、「学校医(校医)」というのは、学校の保健に携わる医師であるが、大抵は非常勤の町のお医者さんである。
ちなみに、聴診器は養護教諭が使っても別に問題は無い。医者ではないので診断は出来ないが……。
それからの余談
白バス一松
3coinsの公式Twitterより、「6つ子たちが日本を代表するスポーツに挑戦!」と題されたおそ松さんとのコラボ商品として、白いユニホームを着てバスケットボールをドリブルしている(というよりエスパーニャンコをじゃらすのに使っている)一松のイラストが公開された。
このイラストを見た一カラ界の衝撃は大きく、Twitter上では「保バスの子どもでは」「一松先生も若いころバスケしてたとか?」「ライバル校の生徒で一松先生とカラ松くんを取り合ってるんじゃ」「児ポ法を恐れた一松先生がカラ松くんと同じ土俵に降りてきた」などの感想が飛び交い、当然のようにこの3coinsのバスケをしている一松とトト子に貢ぎ隊の衣装のバスケをしているカラ松を掛け合わせる動きも見られた。
この二人のCP名はTwitter上だとそのままバスバスと呼ばれているが、左右が分からなくなるのでPixivでは便宜上「白バスバス」とタグ付けされているようだ。一松が白いユニホームを着ているから白バス表記なのだと思われる。ちなみに保バスと白バスバスが同軸上で展開されているなら「保バスバス」というタグが付けられている。
この場合のカラ松は白バス一松と同じくバスケ部員であることが多い。なおユニホームが違うので他校設定だったり、特に気にせず同じ学校の部員同士だったりもする。
ちなみにバスケ部の一松×体育教師(もしくはバスケ部顧問)のカラ松は、「バス体」と呼ばれている。
また中には「保バスとバス体」か「保体と白バスバス」で同軸設定だったり、むしろ全ての要素が含まれている作品も見受けられる。
ちなみに3coinsのバスケをしている一松の背番号は1番になっている。一松だから1番なのだろうが、カラ松に続きこちらもバスケには存在しない背番号である。 バスケで4番というとキャプテンであることが多いので、荷が重いことに耐えられない彼の性格を考慮された結果1番になったのだろうか・・・
ネクタイの柄
また2016年9月1日に発売される公式アンソロジー『働く!?おそ松さん〜INおそ川書店〜』付録の、おそ松さんのアニメを製作したぴえろ公式描きおろしイラスト内において、カラ松が猫の肉球柄のネクタイをしていることが発見された。
前述の通り『トト子に貢ぎ隊』の白衣を着た一松はドクロのネクタイをしており、媒体を跨いではいるがネクタイ交換にしか見えないということでまたしてもTwitterは沸いた。(ちなみにぴえろ公式の描きおろしではないが、カバーイラストのカラ松も同じく猫の肉球柄のネクタイをしている)
上記の描きおろしイラスト内、というよりアンソロジー全体での二人の設定は、公開された情報を見る限りカラ松がおそ川書店営業部二課(の自称エース)で一松は小説家らしく、それを踏まえてそのままその設定の二人をカップリングする場合には「小営」と呼ばれている。
しかしやはりネクタイ絡みで「保営」、「医営」などの感想ツイートも多く、作品の中には保営の営業のカラ松が、保バスのバスケ部員カラ松の成長した姿として描写されているものも存在する。
おそらくPixivだとタグを付けて投稿されることは少ないだろうが、保バス、もしくはただ単に一カラタグの作品を見ていて前述のネクタイ絡みの話が混じっていたなら、元ネタは上記の通りである。
へそくりウォーズでは
さらに『トト子に貢ぎ隊』で登場した衣装を着た6つ子が、へそくりウォーズでもおでん交換により、8月24日のアップデート後から登場した。
そちらでは一松は「ドクター」、カラ松は「バスケ選手」と表記されている。
一松:ドクター
「トト子に貢ぎ隊」より、ドクターの一松。不敵な笑みを浮かべて巨大な注射器を投げつける。中に入ってるのは何の薬だろうか。
カラ松:バスケ選手
「トト子に貢ぎ隊」より、バスケ選手のカラ松。キメ顔でのディフェンスを披露する。攻撃なのに。
という図鑑説明の通り、攻撃モーションの際一松は緑色の液体が入った、自身の身長と同じぐらいの巨大な注射器を投げつけている。カラ松の攻撃モーションも図鑑説明の通りキメ顔でのディフェンスであり、速すぎて3人に分裂しているように見える。ちなみに分裂したそれぞれでキメ顔の種類が違い、やられモーションでは突き指したのか右手の人差し指と中指が腫れて赤くなり包帯を巻いている。
ちなみにおでんは各キャラクターの交換一回につき5000個必要。レア度は4で、かなり高い。