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【警告】以下、HFルートのネタバレがあります編集






































































概要編集

Fate/Stay Night」の主人公「衛宮士郎」の桜ルートこと「Heaven's Feel」における名言の1つ。


セイバールート凛ルートを翻す「Heaven's Feel」を代表するシーン「レイン」における名言である。


士郎が「誰かの味方」になると決めた瞬間編集


凛「冬木の管理者として、処分を下すわ」

「力を制御できない魔術師は、生かしておけない。あの子はもう、狂ったマスターよ」

「このままあの子を放っておいたら、また同じことが起きる。今度は見知らぬ人に、見境なしに。だから私は、あの子を殺すわ」


後輩である少女・間桐桜(以下、桜)が冬木市に出没している謎の影に深く関わっていると判明したため、桜の姉の遠坂凛(以下、凛)が冬木市を守るために桜を処断することを決めたのを聞き、ショックを受ける衛宮士郎(以下、士郎)。

皆を救う正義の味方であり続けるか桜を救うか……苦悩する士郎が向かった公園には、遊びに来たイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(以下、イリヤ)がいた。

士郎はイリヤの無邪気な誘いを手荒くあしらってしまい、酷い後悔に襲われるが――


イリヤ「ごめんね、シロウ」


イリヤは士郎を怒らず、悲しそうな表情で士郎の頭を撫でた。


士郎「……イリヤ。おまえ、怒らないのか……?」

イリヤ「怒らないよ。だってシロウ泣きそうだよ。わたしまできらっちゃったらかわいそうだもん」


そんな理由から、イリヤは「シロウが何をしてもシロウの味方をする」と言う。

それは、士郎にとっては衝撃的なものだった。


士郎「俺の、味方───?」

「そうよ。好きな子のことを守るのは当たり前でしょ。そんなの、わたしだって知ってるんだから」


自身が士郎の味方をするように、士郎も誰かの味方をしても良いのだと言うイリヤ。

それはかつて彼女が愛していた父・衛宮切嗣が選ばなかった選択肢でもあった。

 

今まで守ってきたものと、今守りたいもの。

そのどちらが正しくて、どちらが間違っているのか判断はつく。


その上で──士郎は桜を守ることを選んだ。


士郎「──ああ。好きな女の子を守るのは当たり前だ。そんなの、俺だって知っていた」


これ以上自分の心に嘘をついて、前に進めば必ず後悔する。

責任の所在と善悪の有無に追われることよりも、桜を失うことの方が士郎には重くなっていたのだ。


イリヤ「でしょ?シロウがそういう子だから、わたしもシロウの味方なの」


そんな士郎の答えを聞いたイリヤは、嬉しそうに笑う。

イリヤのその笑顔を見て、士郎は自身の選択が間違ってるかどうかは分からないが、絶対に後悔はしないだろうと思った。


士郎「ごめんイリヤ。俺、そろそろ行かないと」

イリヤ「そうだね。そういう顔してるから許してあげる。また今度会おうね、シロウ」

士郎「ああ。またなイリヤ。それと、ありがとう」


公園を後にした士郎は、迷いを振り払うように言峰教会へと走り出す。桜を救うために。


アーチャー『おまえが今までの自分を否定するのなら。そのツケは必ず、おまえ自身を裁くだろう


ただ…士郎の脳裏には、公園に向かう前にアーチャーが告げた忠告めいた言葉が蘇っていた。

雨の下の誓い編集

言峰教会に戻った後、愛する妹を殺してでも冬木を守る覚悟を決めている凛と一触即発になりかける士郎だが、言峰教会内のある場所で二人の会話を聞いてしまった桜が体調が優れないにもかかわらず言峰教会から脱走したことを知る。

唯一の肉親を想う少女としての素が出てしまった凛よりも先に、士郎は雨が降りしきる公園で、桜と出会う。


「桜だけの正義の味方になる」

士郎「もう泣くな。桜が悪い奴だってことはよくわかったから」

「────だから、俺が守る。どんなことになっても、桜自身が桜を殺そうとしても────俺が桜を守るよ」

俺は桜の為だけの正義の味方になる


いままで隠してきた真実を知られてしまい泣き崩れる桜を抱きしめながら、士郎は言う。

万人のための正義の味方を辞め、たった一人のための正義の味方になると誓う。その先にどんな困難が待ち受けていようと……。


関連タグ編集

Fate/staynight Heaven's_Feel

士桜



関連項目編集

HFルートの後半において、士郎が桜を守ることを改めて決意した台詞。

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