偽・螺旋剣
からどぼるぐつー
────我が骨子は捻れ狂う
- ランク:A (凛の鑑定によるもの)
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
アーチャーの主武装の1つである改造宝具。「偽」や「Ⅱ」といった文字から分かるようにアーチャーが自らの手で改造を施しており、本来の「カラドボルグ」とはまた違ったものであると思われる。
本編では矢として弓に番えたり、手に持って振るったりとよく使われている。
また、真名解放することで周囲の空間を削り取るなどの効果を見せ、その威力は直撃ではなかったのにもかかわらずキャスターをズタズタに引き裂くほど。空間転移していてもその効果ゆえ空間ごとダメージを与えていたとのこと。
UBWルートではバーサーカーに対して「壊れた幻想」を使用、その他の作品でも「壊れた幻想」はこの宝具を用いて使用している。
鍔のデザインは「勝利すべき黄金の剣」や「約束された勝利の剣」に似ており、元ネタにおいてカラドボルグがエクスカリバーの原典となったという逸話が由来か。
勘違いされやすいが表記は「偽・螺旋剣」で読みが「カラドボルグⅡ」。
「偽・螺旋剣Ⅱ」は誤り。
その他バリエーション
因みに『プリズマ☆イリヤ』でも、クロエ・フォン・アインツベルンなどが使用しているが、クラスカードを使った投影である為に、正確には「偽・偽・螺旋剣(カラドボルグⅢ)」と呼ばれる更なる劣化品である。
なお『Fate/Grand Order』とのコラボイベントではクロエも「偽・螺旋剣」を、さらに直後に「偽・偽・螺旋剣」も使用した。
『FGO』では遂にオリジナルのカラドボルグの持ち主であるフェルグス・マック・ロイが登場。
オリジナルは、大地に突き刺して扱い本当にドリルと形容してもよいデザインである。オリジナルと比較すると、投射しやすいようにさせられているのがありありと分かる。
オリジナルのカラドボルグが登場する前は「カラドボルグⅡ(偽・螺旋剣)」がドリル形状なのはエミヤの改造によるものでありオリジナルはドリルではない、という誤解を抱いてる者が一定数存在した。これは原作『stay night』におけるカラドボルグのマテリアルにこの剣の形状がエミヤの改造によるものという趣旨の文章が書かれていったことからの誤読であった。
(ただし偽・螺旋剣(螺旋剣の偽物)という名称の時点で元から螺旋(ドリル)なのは想像でき、実際そう主張する者も少数ながら居なかったわけではない)。