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児島駅は、岡山県倉敷市児島味野地域に在する駅。

歴史上で見れば2駅存在するが、現在において現存するのはJR西日本の駅のみである。


  1. 倉敷市児島駅前一丁目にある本四備讃線の駅。現行現存駅JR西日本JR四国の境界駅。
  2. 倉敷市児島味野三丁目に存在した下津井電鉄下津井電鉄線の駅(廃駅)。1991年1月1日廃止。(最終営業は1990年12月31日) また、同電鉄線を前身とする自転車遊歩道「風の道」の駅施設(休憩ポイント)でもある。

児島駅(JR西日本)編集

瀬戸大橋線を構成する本四備讃線を所属路線とする、JR西日本の担当管理による直営駅。


JR四国との境界駅であり、マリンライナーなど瀬戸大橋を通過する電車は、この駅で乗員交代が行われる。


乗り場路線方向方面備考
1・2本四備讃線(瀬戸大橋線)上り茶屋町岡山方面
3・4本四備讃線(瀬戸大橋線)下り宇多津高松多度津方面

また、ICOCA岡山地区のエリア端である。


隣の駅編集


(茶屋町方面)上の町 ← 児島駅 → 坂出(高松方面)/宇多津(丸亀多度津方面)


児島駅(下津井電鉄 / 風の道)編集

下津井電鉄線を所属路線とする、下津井電鉄の駅。同路線の中心駅であり、始発終着駅となる下津井駅に並ぶターミナルだった駅。


元々、下津井電鉄線は倉敷市の茶屋町駅から下津井駅までを結ぶ路線であった(詳細は会社の項目を参照)が、1972年に茶屋町-児島間が部分廃止となったため、以降は始発終着駅となった。


1991年の下津井電鉄線廃止と共に廃駅となったが、以降は倉敷市が整備した下津井電鉄線跡地遊歩道「風の道」の休憩施設(道駅)として引き続き活用されている。


なお駅南側の敷地は、シモデンバス(もと下津井電鉄バス事業部)の児島営業所車庫である。


ホーム構造編集

頭端式二面一線、乗降分離式。


乗り場路線方向方面備考
1下津井電鉄線下り(乗車)下津井方面
2下津井電鉄線降車専用

隣の駅編集


(茶屋町方面)児島小川 ← 児島駅 → 備前赤崎(下津井方面)


沿革編集

1913年に味野町駅として開業。1941年に味野駅に改称。


1956年に児島駅となる。この頃には駅舎が駅ビルとなり、ホームは対向式および島式を組み合わせた三線二面型であった。


1972年に下津井電鉄線の茶屋町-児島間の路線が部分廃止となった事を受けて移転縮小。ホームも一面一線となる。


1988年、味野地区再開発のため再移転。駅ホーム構造は頭端式二面一線、乗降分離式。


1991年、下津井電鉄線の営業停止(廃線)に伴い廃駅となり、跡地は倉敷市に払い下げられた。


1992年、倉敷市が下津井電鉄線の路線跡を自転車遊歩道「風の道」として整備。本駅は「風の道」における駅施設(休憩所)となり、鉄道駅から道駅へと生まれ変わった。


関連項目編集

 岡山県内の駅一覧

JR西日本 JR四国 下津井電鉄


瀬戸大橋

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