八衢湖都恵が登場する異空郷についてはこちらからどうぞ。
概要
種族 | 神様(神霊) |
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登場作品 | 『湖神山』6面ボス/Ex中ボス,『正翔船』捺依ED(A),『無頂色天』捺依ED |
『紅葉科』,『MI』LV11,『異空書記』,『弾レジ』九日目 | |
『奈烙華』捺依ED(全),『異想DP』悪夢月曜,『グリサツ』大会 | |
『宵酔楽』13話(初),『霓晶窟』捺依ED(全),『剛猛奇聞』自機 | |
二つ名 | 信仰と畏怖からなる存在(湖)・偶像化されし暴れ川(MI)・霊威ある八尾の神霊(地) |
八面六臂の大蛇(紅)・簸川の八塩折酒(宵)・斐伊川の神(霓) | |
能力 | 坎を創造する程度の能力 |
主な活動場所 | 物怪ノ御山・聚楽・伏見神社等 |
危険度 | 高 |
人間友好度 | 中 |
身長 | 178cm |
嘘テーマ曲 | 八重に語られし出雲神話〜Eight rivers flooding |
※ただし危険度や人類友好度等の評価などは作中登場人物の景里清良によるもの。
由緒ある山神(水神)。外の世界では、祈雨や止雨など水神・山神として民間信仰を集め、豊饒の神としても祀られていた。外の世界にいた頃には自身の力を雫と共に捺依に貸し、それを捺依は雨乞いなどに使い湖都恵への信仰を集めていた。しかしその信仰は段々と捺依自身に移っていってしまい、捺依は生きながらに現人神となり、湖都恵を信仰する者が減少したことを危惧し、異空郷へと神社ごと引っ越してきた。双葉捺依が伏見神社で祀っている祭神の一柱。しかし、実は本当の祭神ではない。
容姿
草色の髪を横に流し肩の辺りで結んでる。鬼灯色の目を持ち、蛇眼よりの瞳である。紅葉柄のはいった赤い前掛けに、紫から青へとグラデーションになっている三段構造のスカートと和服を着用している。フリルは全体的に黒く、手首には赤い包帯が巻かれている。
性格
フランクで親しみやすそうな性格。物腰柔らかで礼儀正しいように見えるが、実はかなり腹黒く親切そうな態度を装っているだけ。そんな性格を飾っている理由は、最近は友達感覚のほうが信仰が集まりやすいからという雫の助言の影響であり、上辺だけでもそういった姿勢を取り繕っている。本心は狡獪かつ尊大で、計算高い。常に腹に一物抱えており、畏怖こそが信仰を集める最適解であると思っている節がある。損得勘定で合理主義者、神としての威厳を得る為ならばどんな手も使うというスタンスの元行動しており、人間の信仰心と神の威厳を何よりも大切にしている。その為か、偽善の仮面が剥がれると高飛車で相手を見下したような態度が目立つ。しかしながら自身を信仰してくれる人間は大事にしており、信仰するものには必ずそれに見合った加護を齎すため、約束などを破るようなことはあまりせず、嘘などもあまり好んではいないらしい(しかし嘘をついて信仰が得られるならばそうする)。
能力
坎を創造する程度の能力
「坎」は八卦で「水」を表す。つまり、水を生み出す能力。 「創造」の規模は不明だが、過去には洪水などの水害を引き起こし自分への人身御供を人間にさせていたため、少なくとも水を操ることは造作も無い。
チャームカード
名称 | 登場作品 |
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八岐「サンズリバー・サーペント」 | 東西湖神山 |
神霊「灌漑の蛇神」 | 東西湖神山 |
水符「瀦の怪」 | 東西湖神山 |
蛇符「血塗られたオロチ」 | 東西湖神山 |
大蛇「血塗られた出雲」 | 東西湖神山 |
水神「首切り饅頭の供物」 | 東西湖神山 |
酔狂「印瀬の壺神」 | 東西湖神山 |
酔狂「八岐の八塩折之酒」 | 東西湖神山 |
氾濫「斐伊川大波乱」 | 東西湖神山 |
酔符「八甕釀み」 | 東西湖神山 |
「シヴィライゼーション・フロンティア」 | 東西湖神山 |
「オロチサマの人身供犠」 | 東西湖神山 |
蛇眼「蛇に睨まれし贄」 | 東西湖神山 |
祖符「伏羲と女媧の結び」 | 東西湖神山 |
湖神「マウンテン・リバー・アナーキー」 | 東西湖神山 |
贄符「白羽の矢とクシナダヒメ」 | ミステリアスインシデント |
神供「ラグーンサンズリバー」 | ミステリアスインシデント |
蛇石「蛙の消失」 | ミステリアスインシデント |
神供「スケープゴートサンズリバー」 | 弾幕レジスタンス |
「水神様の人身御供」 | 弾幕レジスタンス |
水神符「八衢稲荷サンズリバー」(天白雫/合同チャムカ) | 異想ドリームフォトグラフィー |
水妖符「亡霊椿寿サンズリバー」(華蔵閣椿姫/合同チャムカ) | 異想ドリームフォトグラフィー |
水裁符「断罪香華サンズリバー」(罪裁・ヤマラージャ/合同チャムカ) | 異想ドリームフォトグラフィー |
人間関係
捺依は湖都恵の巫女という関係。神様であり、お世話になっていることもあるため、敬語かつ敬意ははらって接しているよう。捺依の性格には手を焼いているが、人間らしくて良いとも思っている。湖都恵も雫同様、異空郷に馴染んでほしいという願いから捺依を異変解決などに向かわせたりと手助けをしてくれている。しかし、面倒ごとや手間を押しつけられる姿もしばしば見られる。また、湖都恵は酒に目がないため、捺依や雫からよく飲みすぎたと注意を受けていることも。
お互いの関係性を聞くと湖都恵も雫も「腐れ縁」と答える。
湖都恵は遥か昔に水害を起こしそれを収める代わりに人身御供を人間に捧げさせ信仰を集めていた。しかしその後ある人物に退治され、神霊となった湖都恵は自身の傷ついた神としての威厳を立て直すため、その頃信仰を集めつつあった雫の元へと行き嘘を吹き込み、信仰の先を自身の水神としての力に集めさせ力の回復に成功する。自分の力が戻ったと分かった途端手のひらを翻し、信仰を知らず識らずの内に奪われていた雫に争いを仕掛け勝利する。そのため今でもよく意見が割れたり喧嘩することも度々ある。だが雫は湖都恵の身に何か危険が起きた場合は直ぐ駆けつけるなど、利害が一致しているためか実は凄く仲がいい。それから暫くして湖都恵は前面に八衢湖都恵の名前を出し、力はほとんどを雫のものを使い神社を宣伝・信仰集めをし始める。雫は名前こそ表に出ないものの、神社の業務を好きなように出来、湖都恵の得た信仰の恩恵をしっかり受けられる(しかも前より信仰心が増している)という関係に落ち着いている。また、雫と二人きりの際には雫のことを「稲荷」と呼ぶ。
関連イラスト
関連タグ
八坂神奈子・・・元のポジションとなった『東方Project』のキャラクター。
ヤマタノオロチ・・・日本神話に登場する伝説の生物。