公子(原神)
こうし
プレイアブルキャラとしての公子→タルタリヤ
魔神任務第一章(メインストーリー璃月編)で初めて出てきて、ファデュイという立場でありながら様々な形での支援を時々怪しい一面もみせつつ、旅人に行う。
しかし、そんな彼の真の目的は淑女と同じく七神が持つとされる「神の心」の奪取。そのために一時的に璃月に滞在していたのだ。
凝光の策により岩神の亡骸が隠されてその所在が掴めなくなったため、旅人と鍾離の二人に協力する姿勢を取りつつ、彼らが亡骸の場所を探るように誘導していた。そして亡骸が造幣局「黄金屋」に隠されていることを突き止め、七星と仙人の衝突による混乱に乗じて同局を襲撃する。
しかし間もなく、不穏を察知した旅人が追いかけてきたため、彼/彼女の前に現れ、自身の狙いが神の心であることを明かす。
普段の人当たりの良い温厚そうな振る舞いは彼の一面でしかなく、その本性は強者との戦いを何よりも好む筋金入りのバトルジャンキー。執行官の地位すらも強敵との戦いのために使いたいと語るほど。
本来は回りくどいことを好まない良くも悪くも正々堂々な性格であり、前述の策の数々も本人にとっては「かなり我慢していた」レベルの不本意なものであった。
そして執行官としての使命と、戦いを愉しみたい衝動により旅人に刃を向ける。
黄金屋ではタルタリヤとの戦いになる。
璃月編の実質的なラスボスであるが、とんでもない初見殺しだと旅人の間で専らの評判。
- ストーリーでは推奨レベル35という詐欺表記(実際は世界ランクに応じて敵のレベルが上下する)。
- 水元素を操る第一形態、神の目の模造品「邪眼」の力を開封した雷元素の第二形態、魔王形態と称する水と雷の双方を司る第三形態の三連戦。長丁場にもかかわらずインターバルはなく、全滅したら最初から。
- 大振りの攻撃が多かったモンド編ラスボスのトワリンと異なり、軽い足並みで素早い攻撃を立て続けに仕掛けてくるため、以前と同じだろうと油断していると回避する間もなく、あっという間に体力を削られる。
- 追加で水範囲ダメージを発生させる断流により、通常攻撃でも大技並のダメージを受けてしまう。シールドも余裕で貫通し、連続で受けてしまえばHPと防御を伸ばしたキャラですら一瞬で沈む。第一形態ですらこの強さで、これで貴重な復活アイテムを消費してしまうと後半が非常に辛くなる。
- 第二形態以降はマーキングからの即死級大ダメージ攻撃が追加され、対処法を知らないと抵抗する間も無く一撃でやられてしまう。
どの攻撃も素早く苛烈で広範囲、さらにレベルはこちらの世界ランクに合わせて上下するため、レベル差で押し込む事もできない。かなりの難敵で、Ver1.1実装早々、多くの旅人を絶望のどん底へと叩き落とした。
流石に強過ぎた為、アップデートにてストーリー版のみに限り弱体化がなされた。しかし、弱体化したとはいえ、それでも半端なプレイヤースキルの旅人を悉く退けており、立ちはだかる大きな壁となっている。また、彼を倒さない限り、塵歌壺を初めとした様々なコンテンツが解放されず、稲妻にも行けないが故に神里綾華などの稲妻のキャラの突破が不可能。
ある意味、「公子に勝てないようじゃこの先やっていけないよ」という意味の登竜門的な立場かもしれない。
彼の攻撃は上記の通り初見殺しのオンパレードであるものの、幸いほとんどの攻撃に対処法は存在し、
・重撃などで怯ませると攻撃チャンスが生まれる
・断流やマーキングは壁際ギリギリに避難すれば解除できる
・逆に断流やマーキングをあえて付けておき、これらが条件の大技を誘発し隙を作れる
・第三形態は当たれば死ぬが隙も大きくなるため、準備動作さえ分かれば却って避けやすい
などの有利なギミックやテクニックもあるため、徹底してパターン化すれば勝機は十分にある。装備や料理によるバフも有効で、万全に態勢を整えて挑めば決して理不尽な戦いではない。その時の全力を賭して挑もう。
攻撃に耐えられないならいっそ開き直って防御を完全に捨て、攻撃特化にしてとにかく殴るのも一つの手。アンバー、リサ、ガイア、バーバラ等の確定入手組でも頑張れば決して勝てない相手ではない。
総じて手強い相手であるものの、慣れると楽しいという声も多かったりする。
実際のところ、攻撃こそキツイが殴れば普通にダメージが通る分、ギミックを解除しないとダメージを与えられないトワリンや、耐久力や攻撃が段違いな若陀龍王よりは倒しやすい(さらに言えば、トワリンはマルチプレイでは戦えない)。また第三形態では大型化するものの基本的に人間サイズで戦うため、本作の大ボス級の中で現状もっともガチンコで殴り合う感覚を味わえるのもポイントである。
こうしてタルタリヤ本人の力で神の目を使った第一形態、神の目より強力な邪眼を使った第二形態、神の目と邪眼の双方の力を合わせた第三形態「魔王武装」が撃破されたタルタリヤは自身では敵わない事を悟ると、禁忌滅却の札を用いて「渦の魔神オセル」の封印を破って逃走する。
彼が召喚したオセルが璃月を襲い、これを迎え撃つための砲台を次々現れる彼の部下(ファデュイ先遣隊や雷蛍術師)たちから防衛する戦闘が控えている。こちらもインターバルなしの連戦になるが、途中で強力なバフがこちらに入るのでかなりマシ。もしも戦力がそろっているのならタルタリヤ戦の前に炎や氷元素など先遣隊の弱点を突けるキャラをパーティ編成に加えておくと確実。
この怒涛の連戦を乗り切ることでようやく璃月での一連の騒動は終了となるのだが、次の目的地である稲妻は鎖国状態で簡単に入れないため、旅人とパイモンはモンドと璃月を行き来し、極寒の地を探索したり、璃月では活動が見られなかったアビス教団を謎の人物と共に調べたり、時にはお祭りを堪能しながら稲妻にわたる機会をうかがうことになる。
ウィークリーボスとして
「せっかくのチャンスだ。本気を出して、俺を楽しませてくれ」
「投降もひとつの選択だよ。俺は敗者に優しいからね。」
魔神任務達成後は、秘境扱いになった黄金屋でタルタリヤと戦うことができるようになる。報酬内容や報酬受け取り制限(週1回限定)などトワリンや北風の狼に相当するものであり、Ver1.2からは紀行のウィークリー任務対象にもなったことで完全に同格の扱いとなった。
週ボスとなってしまえばマルチプレイで攻略が可能となるため、素材獲得ついでに魔神任務で苦戦した鬱憤を晴らすかのようにフレンドと集団リンチしていく旅人も少なくない。
報酬を受け取れない状態でも戦う事は何度でもできるため、週一と言わず幾度となく挑戦する、タルタリヤに負けず劣らずのバトルジャンキーな旅人もいるとか。
コメント
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VSタルタリヤ(原神)
第27弾です。 執行官第11位の「公子」です。 注意事項 ○もしかしたらキャラの口調が違っていたり、キャラ崩壊が起きているかもしれませんが、大目に見てください。 ○荒らしや誹謗中傷はおやめください1,502文字pixiv小説作品