具乱怒物乃怪
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ぐらんどもののけ
「具乱怒物乃怪」とは、さまざまな物の怪が一体になった妖怪である。
魔界の帝王か!? 狂気と忘想の産物か!?
具乱怒物乃怪は、ケイブンシャの大百科の一つ『迫り来る!霊界魔界大百科』に載っている妖怪である。しかし後にも先にも他の書籍で紹介された例は確認されていない。
具乱怒物乃怪は東北のある地方に住んでいるといわれている。命名をしたのは安土桃山時代の後期にこの地方を訪れた宣教師だったらしい。
体長は10mにもなり、その巨体にもかかわらず動きは敏捷。突然現れては家畜をさらい、一口で食べてしまうのだという。まさに怪物である。
しかし用のないときには人前に姿を現さずに山奥の住処でおとなしくしており、地元の人たちには山の神としてあがめられていた。
この妖怪の最大の特徴は様々な妖怪をめちゃくちゃに合成したようなその姿で、天狗や河童などの有名な妖怪たちの体のパーツを持っている。
元々の本では「様々な物の怪が一体になった怪物」と解説されているため具乱怒物乃怪に含まれる妖怪の詳細は不明だが、ここではこの本の具乱怒物乃怪の挿絵に含まれる妖怪を列挙する。
特徴的なパーツがあり具乱怒物乃怪に明らかに含まれると考えられる妖怪
特徴的なパーツはないが具乱怒物乃怪に含まれると思われる妖怪
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