「……この私に気安く触れるのは、王子だけよ。分かってるんでしょうね」
概要
イベント「アンナと雪の美女」の報酬として実装されたプラチナレアリティのウィッチ。
一目で分かる酷いイベント名はお察しの通りあの有名な映画のパロディで、エリザ自身も彼女を意識したような設定などが窺える。
イラストレーターは三井トモスミ氏。
冬を操る雪女で、王国の領内にある氷に閉ざされた山にて魔物の封印を守護していた守り手の一族の魔女。政務官アンナとは幼馴染で友人の仲だったらしく、昔はよく2人で雪だるまを作って遊んでいたとか。
そういった思い出もあってかエリザは雪だるまを召使として使役している模様。
守り手の責務として必死に封印を維持していたものの、封印から抜けだした古の魔物に操られてしまい王子達と戦うことになる。
ちなみに、エリザはその後久しぶりに再会したアンナと昔を思い出してか一緒に雪だるまを作ったらしいのだが、その雪だるまが魔物に操られたことにより聖夜の魔女リュリュを襲い(襲ってきたものだけでも28体)、昔作った力作の巨大雪だるまはまたも魔物に操られて雪山の行路を塞ぎ(巨大雪だるま8体、通常サイズも含めると16体)、果てはイエティと一緒に襲って来る(13体)…とロクなことをしないと評判。
毎回それなりの数を破壊しているにもかかわらず続々と登場するため、「あの2人は一体どれだけの数の雪だるまを作ったんだ」とネタにされることも。
実装からほぼ1年後のゴールドラッシュにおける「猛吹雪の雪合戦」ではリュリュの雪合戦をしたいという突然の提案と、泣き落としによりあっさり首を縦に振った王子に戸惑うアンナに、
「あらアンナ。あなたも雪合戦は大好きだったじゃない。頑張るのもいいけど、たまには息抜きも必要なんじゃないかしら。」と雪合戦肯定派として登場しアンナをさらに困惑させた。
ステージ上でも初回☆3達成後にリュリュと入れ替わりで登場し、乱入してくる聖夜の弓騎兵サラサと共に雪玉…ではなく魔法と弓矢による攻撃を繰り出す。
王子の元には守り手の一族なのか出自は不明だが男性の取り巻き2名と共に合流した模様。
傲岸不遜で王子にも強気な態度で接したり、あたかも女王様のように振る舞う。
「男なんて私には手に余るほどいるわ」と王子(と取り巻きに)語るが、実は虚勢で…
戦闘能力
プラチナレアでは白き魔女ベリンダに続き2人目となるイベント産のウィッチ。
ベリンダとステータス的な差はあまりないがスキルやアビリティの関係からエリザはやや攻撃的。
召喚(ガチャ)産である同レアリティの魔女フィグネリアや魔女アデルにこそ劣るものの、イベント以外でもゴールドラッシュの報酬枠での入手が狙えることを踏まえれば十分な性能。
スキルは「氷結呪縛」。
一定時間攻撃力を強化する効果に加えウィッチのクラス特性である攻撃時の鈍足効果を強化する。
覚醒前から覚醒後並の鈍足化が可能になる他、覚醒後は鈍足状態の効果時間が延長される。その分鈍足強化との兼ね合いか攻撃力の強化倍率と効果時間はやや控えめ。
イベント産ということでスキルレベル上限が10と高めだが、スキルの伸び幅が大きめなのでエリザを使用するつもりなら出来るだけ上げておきたい。
アビリティは「寒冷適応」。覚醒後は「寒冷適応(攻撃力)」に強化される。
寒冷適応はユニット(敵味方問わず)に悪影響を及ぼす天候変化である吹雪の効果を受けないというもので、吹雪の天候下では射程が3割(猛吹雪の場合は5割)減少するところを、エリザは通常通りの射程を維持できる。
ただしこの効果はエリザにのみに適用されるため他のユニットは恩恵を受けられない。
同様のアビリティを風水士クルル(覚醒前)も所持しているのだが、こちらは風水士のクラス特性から天候変化の悪影響を最大7割まで緩和し、出撃しているだけで天候変化が解除されるまでの時間を短縮させられるため、クルルに比べるといささか使いづらい。
吹雪の悪影響は敵に対しても適用されるため、射程の優位を維持したまま戦ったり、吹雪が解除されるまでの戦線維持などで役割を差別化していきたい。
覚醒後は覚醒前の効果に加えて元々の攻撃力を10%強化し、吹雪と猛吹雪の間はさらに10%(合計20%)強化する。
とはいえそもそも吹雪という天候自体がかなりレアであることに加え、他の味方ユニットの射程を犠牲にしてまで追加の10%の強化が必要になるかどうかは微妙な所だが、天候に左右されない10%分の恒常的な強化は十分に有用。
好感度を上げたときのセリフ
0% | 私の力で魔物なんてすべて凍らせてみせるわ。 |
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15% | 気安く私に近づかないでちょうだい? |
30% | 私に命令なんていい度胸じゃない。 |
50% | 本気で私に自ら近づく人なんていないわ。 |
60% | いっそ自分の心まで凍ってしまえばいいのに。 |
80% | 私に触れようなんて、王子は変わってるわ |
100% | この先も私に触れていいのは王子、あなただけよ。 |